レビュー
2005/02/24 00:00 更新

*ist DSに待望のシルバー登場! “銀色ボディ”の魅力を探る (1/4)
世界最小をうたうデジタル一眼レフ機*ist DSに、シルバーのカラーバリエーションが加わった。従来のブラックボディとの比較や、レンズとのデザインのマッチングを検証してみたい
ファミリー層を意識したツートーンカラーのボディ
*ist DSにシルバーボディが登場した。中身は従来のブラックボディと変わらないが、見た瞬間の印象はずいぶんと異なる。精悍で引き締まった雰囲気のブラックに対して、軽やかで親しみやすい雰囲気がある。

シルバーのズームレンズ「FAズーム28〜105mm F3.2〜4.5AL(IF)」を装着した状態。35mm換算の焦点距離は43〜161mmと少しワイド側が弱いが、外装の色はほぼ同じであり、見た目のバランスがいい
ボディの全面がシルバーではなく、天面のいわゆる軍艦部を中心に、ペンタプリズム部、レンズマウント部、ボディ底部がシルバーに塗装されている。ラバーを張り付けたグリップ部から背面、両側面はこれまで通りのブラックだ。つまり、正確にはシルバーとブラックのツートーンカラーである。

ペンタプリズム部のPENTAXのロゴは、どちらも印刷ではなく、ちゃんと彫られている。また、前面右上に張られた「S」の文字のバッチにも、作り込みの細かさを感じさせる
外装の表面処理も異なる。ブラックの部分は、表面にわずかな凹凸を加えたシボ処理が施されているが、シルバーの部分は凹凸のない、すべすべとした手触りだ。といっても、安っぽさは感じない。純粋なシルバーではなく、わずかに金色を加えたようなチタン風のシルバーにすることで、ブラックボディにあった適度な高級感を、別の形で維持している。

背面やグリップ部など、ホールド時に手が触れる部分の色と質感は共通だ。また、操作ボタンやダイヤルの色は、どちらもブラックで統一されている
どちらのボディを選ぶかは悩ましい選択だが、女性やファミリー層にはシルバーボディがウケそうだ。そもそも*ist DSは、誰にでも手軽に扱える親しみやすさをウリにしていたが、シルバーボディの投入によって、そのコンセプトがいっそう明確になった。

シャッターボタンやストラップリングの色はどちらもシルバーだ。キズに対する耐性は不明だが、爪でこする程度では当たり前だが両機とも問題はない
また、同社の交換レンズには、かつてフィルムの一眼レフ機のシルバーボディに合わせて発売された、外装がシルバーのレンズが数多くある。それらと組み合わせた場合のデザインのマッチングも、シルバーボディ投入の狙いだろう。いずれにしろ、ユーザーにとって選択肢が増えることはありがたい。

広角の単焦点レンズ「FA31mm F1.8AL Limited」をセットした状態。シルバーのレンズを付ける場合は、ブラックボディよりも、明らかにシルバーボディのほうが似合う
| 1 2 3 4 | 次のページ
[永山昌克,ITmedia]
Copyright© 2012 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.