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2005/03/11 16:00 更新


漫画同人の視点で見る、最大最強の液晶ペンタブレット――「Cintiq 21UX」(後編) (1/3)

プロデザイナーやイラストレーターのみならず、多くのクリエイティブ系ユーザー憧れの製品となりえるワコムの21.3インチ液晶ペンタブレット。今回も引き続き、漫画同人・シコタホA(仮名)氏がCintiq 21UXで「ITちゃん」を描いている。

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紙に描くのと同じように作業できるスムースな回転機構

 ディスプレイ回転機構もCintiq 21UXの大きな特徴だ。

 ところで自然な曲線を描くためには、手首の動きが重要になる。しかし手首がなめらかに動く位置と範囲は人によって多少の差があれ、ほぼ決まっている。そのため描きにくい位置で線を描く場合は、原稿自体を回転させて作業するのが一般的である。

 その作業は紙なら簡単にできるが、デジタル原稿ではそうもいかない。Painterには原稿表示をリアルタイムに回転できる機能があるが、Photoshopにそれはない。「Photoshopでどうしてもうまくいかず、立ち上がってCintiqの横に回り込んだこともあるよ」と遠い目をするシコタホA。こんな人を強力にサポートするのが回転機構となる。

sk_cintiq_11.jpg

回転させながら微妙な曲線を表現するといった手法にも活用できる回転機構。ただし、巨大ディスプレイを自由に回転させるだけのスペースが必要。机の上を片付けられない人は大変だ

 Cintiq 21UXでは、本体を水平+180度から−180度まで回すことができる。スタンドのピボットソケットに差し込むだけと機構がシンプルなため、回転はスムースかつシームレスに行える。“思い立ったらすぐ回転”できるのがミソであり、非常に重要なようである。「いちいちストッパーとかを“がっちゃん”なーんていじらなきゃならない機構では絶対ダメ。紙のように、描きながら無意識的に回転できないと気が散るでしょ」。

sk_cintiq_12.jpg

スタンドは、パドルシフトのような左右レバーを引くとロックが解除され、角度調整が可能になる。本体の引っかけ部分を外せば、スタンドなしで平面にぺったりと寝かすことができるようになっている。VESA対応マウントの装着も可能だ

sk_cintiq_13.jpg

回転機構の都合上、本体と1本のケーブルが直付けされている。この太いケーブルが電源、USB、DVI-Iに分岐する。DVI-I−D-Sub変換コネクタも付属している

sk_cintiq_14.jpg

多少の無理矢理感は否めないが、Photoshopでキャンバスを90度回転したり、Painterのリアルタイム回転機能を使ったりすれば、縦長画面としても一応使える。ちなみに同社サイトで紹介されている、Portrait Displays「Pivot Pro」(オンライン販売価格:39.95ドル)をはじめとする画面回転ユーティリティを用いることで、縦長画面での使い勝手も大幅に向上することだろう

価格は35万円前後。でも「新しい描き方ができるようになる」可能性

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[ITmedia]

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