フレキシブルアーム&液晶保護パネルがリーズナブルな価格であなたのものに!(3/3 ページ)

» 2005年04月04日 00時00分 公開
[粕川満,ITmedia]
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Scene 3:フレキシブルアームならセッティングの自由度も大幅アップ

 セッティングの自由度を上げるため、スタンドを「EIZOダイレクトパック」で選択できる2軸1リンク式のフレキシブルアーム「LA-120-D」に換えてみる。

 軸の取り付け部は机の端なので、液晶ディスプレイの下は空きスペースとなる。また、アームがデスククランプ部で左右に各85度、リンク部で上下に90度動くので、角度調整の自由度もスタンドに比べるとはるかに大きくなる(ディスプレイ部でも、上40度、左右各85度、回転右回り90度まで動かせる)。

2軸1リンク式のフレキシブルアーム「LA-120-D」を使用した場合

 さらに、3軸1リンク式のフレキシブルアーム「LA-130-D」では、軸が1本増えるため、角度調整の自由度や可動範囲も大幅に広がる。たとえば、2軸のLA-120-Dでは前方に最大約339.6ミリまで伸ばせたが、3軸のLA-130-Dではそれが484.6ミリとなる。また、上方向へも、LA-120-Dでは361.1ミリだったものが、LA-130-Dでは406.2ミリの高さまで持ち上げられるようになる。

3軸1リンク式のフレキシブルアーム「LA-130-D」を使用した場合

 軸が1本増えた分だけ自由度も上がるので、液晶ディスプレイを高く持ち上げ、壁面にぴったりと沿わせる、というようなアクロバチックな配置も可能だ。壁面テレビのように画面を表示させながら、手元の広くなったスペースでさまざまなデスクワークが行えるようになる。

液晶ディスプレイを壁面に押し込んで片づけた場合

 フレキシブルアームを導入した際の副次的なメリットとして、掃除のしやすさも見逃せない。普段は見やすい机に近い位置で使用していて、掃除のときだけ片手でひょいと移動させて下をきれいにできるからだ。とかく汚れやすい机の上だけに、簡単に掃除できるのは嬉しい。

Scene 4:マルチモニタで広大な表示領域を手に入れる

 机上に余裕があるのならば、これまで使ってきたCRTディスプレイと新しく導入した液晶ディスプレイを組み合わせてマルチモニタにするのも悪くない。マルチモニタなら、2つの画面に別々のアプリケーションを表示したり、2画面を横断的に使って1つのアプリケーションのウィンドウを大々的に表示するといった使い方ができるからである。

 マルチモニタ時にもフレキシブルアームがあれば、用途や使用アプリケーションの特性に合わせて液晶ディスプレイを横置き/縦置きに90度回転させることができるので便利だ(EIZOの一部機種はスタンドでも90度回転が可能)。

 作業領域が横方向に広がっていくExcelのようなアプリケーションの場合は横長2画面表示の方が使いやすいし、Webブラウズしながらメールを書くようなシーンでは、液晶ディスプレイを縦置きにしてWebページを縦長表示にし、CRTディスプレイの方ではメールウィンドウを開くようにすると使いやすい。

既存のCRTディスプレイなどと組み合わせてマルチモニタにすれば、2画面分の広大な画面領域を使用できるようになる
液晶ディスプレイを縦置きにすればWebページが見通しやすくなる

 また、パソコンラックのような横幅のない机を使っているためにディスプレイ2台は置けないが、どうしてもマルチモニタにしたいのならば、フレキシブルアームしか解決法はない。CRTディスプレイは今まで通り机上に置き、液晶ディスプレイはフレキシブルアームで空中に配置するわけだ。これなら1台分の机上スペースでも、マルチモニタ環境を構築できる。

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提供:株式会社 ナナオ
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年3月31日