サーマルティクはこのほど、薄型積層フィンからなる巨大ヒートシンクを採用したファンレスCPUクーラー「Sonic Tower Fanless 4 in 1 Cooler(CL-P0071)」、および静音型の9センチファンを搭載したCPUクーラー「Silence Boost 4 in 1(CL-P0109)」を発表、4月上旬より発売する。価格はいずれもオープン、予想実売価格はSonic Tower Fanless 4 in 1 Coolerが5000円前後、Silence Boost 4 in 1が4000円前後。
Sonic Tower Fanless 4 in 1 Coolerは、銅製の底面部から伸びたヒートパイプ(3本×2)に、2組のアルミ製ヒートシンクを搭載するファンレスCPUクーラーで、LGA775およびSocket 939/940754/478/462にマルチ対応する。
ヒートシンクのサイズは112(幅)×112(奥行き)×150(高さ)ミリの大サイズで、薄型のアルミフィンを高密度で重ねた形状となっており、効率的な放熱を可能としている。またオプションとして12センチファン取り付け用の金具が付属しており、側面に冷却用12センチファンを取り付けることもできる。
Silence Boost 4 in 1は、9センチの大風量ファンを搭載するCPUファンで、LGA775/mPGA478、Socket 754/940/939/462をサポートする。ヒートシンク部のサイズは90(幅)×65(奥行き)×56(高さ)ミリ。
ファンは銅製ヒートシンクに専用のファンフォルダ(8センチおよび9センチファンに対応)により固定される。ファン回転数は2500rpm、ノイズレベルは21デシベル。ファンはサイドにスリットが設けられており、多方向からの吸気に対応。最大風量は52.24CFMとなっている。
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