コンセプトエンジン、DVR-MS形式にも対応するDVDオーサリングソフト

» 2005年04月15日 14時23分 公開
[ITmedia]

 コンセプトエンジンは4月15日、同社DVDオーサリングソフト「HT Video Editor」の最新版となる「HT Video Editor 6.5 Pro」を発表、ダウンロード販売を開始した。価格は、ダウンロード版が5800円、パッケージ版が8800円(いずれも税込み)。

photo HT Video Editor 6.5 Pro DVDオーサリング編集画面

 HT Video Editor 6.5 Proは、MPEG-1/2、AVI、WMV形式などの各種映像ファイルの編集機能と、DVD-Video形式へのオーサリング機能を備える統合型のDVDオーサリングソフト。本バージョンでは新たにWMV9形式の入出力と、Windows XP Media Center Editionで扱われるDVR-MS形式の読み込みをサポートしたほか、DV機器からのキャプチャー機能を実装した。

 編集機能として、MPEGファイルやAVIファイルの変更部分のみを再エンコードすることで画質劣化を抑える「スマートレンダリング」にも対応。異なるビットレートのファイルによるスマートレンダリング編集も可能としている。

 MPEGファイルの編集時には、再変換を行わずにファイルのカットや結合を高速に行う、GOP単位での高速編集機能もサポートされている。

 DVD-Videoへのオーサリング機能としては、地上波アナログ放送特有のゴースト除去を可能とする「ゴースト/ノイズ低減フィルタ」を搭載。ビデオファイルの音声を差し替えて出力できる「オーディオダビング機能」などのユニークな機能も盛り込まれている。2層DVD+Rメディアにも対応、その他の記録メディアとしては1層DVD±R/DVD±RW、CD-R/RW(ビデオCD/SVCD時)に対応する。

 対応OSはWindows 2000 Professional/XP。

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