本日23日0時、Windows XP Professional x64 Editionの販売が開始された。
アキバいくつかのショップで0時から深夜販売が行われている。詳細は追ってお伝えする予定だ。
(4月23日18:00追記)
夜が早いと言われるアキバだが、今週末は違った。23日0時より「Windows XP Professional x64 Edition」の販売が開始されるからだ。
前日22日の23時、「Windows XP Professional x64 Edition」深夜販売を行うショップが準備を始める。
熱心なユーザーも路上に群がり出し、各ショップの前にはすでに10人前後の行列も見られた。中でも、ひときわ人だかりができていたのはツクモeX前だ。整理券を配布し、0時の開始前にプレゼント抽選イベントなどを行っており、23時30分頃には見物人を含め100人前後が集まっていた。
0時まで残り15分。この時間ともなると各ショップ前に行列ができ、0時直前には計200人近くが販売開始を待ち望んでいる状況となった。この頃には、多くのユーザーはどのショップで購入するか決めたようで、見物客と購入希望ユーザーによる行列とがはっきり別れて見えるようになっている。
23日0時、一斉に販売が始まった。0時に合わせた派手なパフォーマンスはなかったがユーザーから一斉に歓声が上がった。ただしそれほど熱狂的に、という印象でもなく、時刻を合わせ忘れたのかカウントダウンがずれるハプニングが起こった以外は、どのショップでも混乱などはなかったようだ。
今回の深夜販売は、ショップによって反応がまちまちだったのも印象的だったポイントの1つだ。
じつは、前日の金曜日まで深夜販売の決行を迷っていた某ショップは「当店のアピールのためにやりたい気持ちもありますが、当日に盛り上がるかはどうにも不透明です」と、結局見送っていたし、「ほとんどのPentium 4ユーザーはまだ恩恵を受けられないので、一時的な人気が出るだけだと思います。深夜販売するほどではないですね」と切り捨てたショップも少なくない。
しかし、確かにWindows 95や98発売当時の盛り上がりには遠くおよばないが、かなりユーザーも集まり、多分に盛り上がっていた気がする。深夜販売を実施したショップが少なかったぶん、各店舗に集まるユーザーも増えたということもあるだろうが、それにしてもである。
深夜発売イベントを実施したドスパラ秋葉原本店は「予想以上のお客さんが集まってくれて、やったかいがありました。ウチはWindows 98以来の深夜販売になりますが、その頃を彷彿とさせるものがありましたね。やはり、ユーザーとしてもPCパーツ関連のこうしたイベントを待ち望んでいたと思います」と、確かな手応えを得たコメントが聞かれたのがやはり印象的だ。
深夜販売を行ったショップ別の価格は以下の通り。なお既報の通りWindows XP Professional x64 Editionの単体販売は行われず、メモリやドライブとの組み合わせ、ショップブランドPCへの組み込みなどによる販売方法がとられる。
ショップ | 構成バンドルパーツ | 価格 |
ツクモeX | Windows XP Professional x64 Edition + PC3200 512Mバイトメモリ セット | 1万8800円 |
ドスパラ秋葉原本店 | Windows XP Professional x64 Edition + ソニー製2mode FDD セット | 1万9800円 |
クレバリー2号店 | Windows XP Professional x64 Edition + FDD セット | 1万8898円 |
T-ZONE.PC DIY SHOP | Windows XP Professional x64 Edition + FDD セット | 2万円 |
Windows XP Professional x64 Edition + PC3200 1Gバイトメモリ セット | 2万9000円 | |
Windows XP Professional x64 EditionインストールPC | 10万円 |
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