Ma○ miniをちょっと意識&「MXM」対応ノートベアボーンも――AOpen、製品展示イベント開催(2/2 ページ)

» 2005年05月02日 20時07分 公開
[池紀彦,ITmedia]
前のページへ 1|2       

最新デスクトップPC用パーツ搭載が可能なPentium Mマザー、3万円前後で5月下旬発売

 マザーボード製品も複数の展示があり、まず気になったのは型番すら明記されずにひっそりと展示されていた謎のLGA775対応マザーだ。同社によるとインテル製未発表チップセット搭載のマザーで、チップセットが発表されればほぼ同時、あるいは早い段階で出荷可能、実勢予想価格は4万円前後とのこと。

Intel 945? チップセット未発表のため、詳細は一切非公開となっている謎のLGA775対応マザー

その横には、Socket 754/SiS761チップセット搭載するマザー「UX761GX」も展示されている。こちらは5月中旬の発売予定、価格は2万9800円前後の予定。

 さらには、デスクトップ用のIntel 915Gチップセットを採用するSocket 479マザー「i915Ga-HFS」という製品も興味深いところだ。

photo Intel 915G搭載のPentium Mマザー「i915Ga-HFS」。ATXサイズで、PCIスロットも備える。また、BTXへも対応が可能とのこと。Pentium MとPCI Expressグラフィックスカードを組み合わせて使いたいユーザーにはお勧めできそうだ

 i915Ga-HFSは、デュアルチャネルDDR2 SDRAMやSerial ATA HDD、PCI Express x16グラフィックスカードなど、CPU以外の最新デスクトップPC用パーツが利用可能となるPentium M対応マザーだ。発売時期は5月下旬頃を予定、実売価格で3万円以内にしたいとのことで、価格的にも十分魅力的な製品になりそうである。

「MXM」対応ノート型ベアボーン、6月発売へ

 同社のノート型ベアボーンキットもさらに奥のブースに並べられており、その中には交換可能なノート用ビデオチップ規格「MXM」対応ノート型ベアボーン製品もあった。

 NVIDIA製MXMカード「GeForce GO 6600」を標準搭載する、すでに発売済みPentium M対応ノート型ベアボーンキット「1559-JLS」のほか、未発表15.4型ワイド液晶搭載大型ノート「3000シリーズ」が展示されていた。

photo MXMカードは別途用意するタイプとなる15.4型ワイド液晶搭載大型ノートベアボーン「3000シリーズ」
photo MXMカード「GeForce GO 6600」の搭載状態。冷却ファンとヒートシンクが特徴的だが、実稼働時にはたとえフル稼働させても、触れられないほど熱を持つことはないという

 3000シリーズは、1280×800ドット(WXGA)表示対応の15.4型ワイド液晶、Intel 915PMチップセット搭載のPentium M対応製品と、一見するとよくある構成のものだが、MXMカードを標準では非搭載の状態で販売するという。もちろん同時期にMXMカードの単品販売を予定し、現在のラインアップ予定はNVIDIA「GeForce GO 6600」とATI「RADEON X700」カードとのこと。3000シリーズを含めて、発売時期は6月頃。実売価格は現在未定だが、デスクトップ用グラフィックスカードとさほど変わらない値段になりそうだ

photo 6月に発売開予定という光学式マウス「I-01」シリーズ。単なる普通の光学式マウスのようだが、中央部からマイナスイオンが発生するのだという
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー