マザーボード製品も複数の展示があり、まず気になったのは型番すら明記されずにひっそりと展示されていた謎のLGA775対応マザーだ。同社によるとインテル製未発表チップセット搭載のマザーで、チップセットが発表されればほぼ同時、あるいは早い段階で出荷可能、実勢予想価格は4万円前後とのこと。
その横には、Socket 754/SiS761チップセット搭載するマザー「UX761GX」も展示されている。こちらは5月中旬の発売予定、価格は2万9800円前後の予定。
さらには、デスクトップ用のIntel 915Gチップセットを採用するSocket 479マザー「i915Ga-HFS」という製品も興味深いところだ。
i915Ga-HFSは、デュアルチャネルDDR2 SDRAMやSerial ATA HDD、PCI Express x16グラフィックスカードなど、CPU以外の最新デスクトップPC用パーツが利用可能となるPentium M対応マザーだ。発売時期は5月下旬頃を予定、実売価格で3万円以内にしたいとのことで、価格的にも十分魅力的な製品になりそうである。
同社のノート型ベアボーンキットもさらに奥のブースに並べられており、その中には交換可能なノート用ビデオチップ規格「MXM」対応ノート型ベアボーン製品もあった。
NVIDIA製MXMカード「GeForce GO 6600」を標準搭載する、すでに発売済みPentium M対応ノート型ベアボーンキット「1559-JLS」のほか、未発表15.4型ワイド液晶搭載大型ノート「3000シリーズ」が展示されていた。
3000シリーズは、1280×800ドット(WXGA)表示対応の15.4型ワイド液晶、Intel 915PMチップセット搭載のPentium M対応製品と、一見するとよくある構成のものだが、MXMカードを標準では非搭載の状態で販売するという。もちろん同時期にMXMカードの単品販売を予定し、現在のラインアップ予定はNVIDIA「GeForce GO 6600」とATI「RADEON X700」カードとのこと。3000シリーズを含めて、発売時期は6月頃。実売価格は現在未定だが、デスクトップ用グラフィックスカードとさほど変わらない値段になりそうだ
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