インタービデオジャパンは5月12日、DVDコピー/ファイル変換統合ソフト「InterVideo DVD Copy 4 Platinum」を発表、6月3日より発売を開始する。価格はパッケージ版が1万3440円、アップグレード/乗り換え版が9240円。
InterVideo DVD Copy 4 Platinumは、家庭内で録画・作成したDVD-Video、DVD±VR、VideoCD、SVCDなど映像ディスクの高速コピーが行えるユーティリティソフト。MPEG-1/2のほか、WMV、DivX 6、DivX Media、携帯電話向けフォーマット3GPP/3GPP2、PSP向けMPEG-4フォーマットなどへの出力・ファイル変換機能を持ち、DVD+VRサポート、DVD音声部分をリッピングしてMP3ファイルなどへ変換できる「サウンドトラック・リッピング」などの機能を新たに搭載した。
DVD+VRフォーマットのサポートにより、家庭用DVDレコーダーとの親和性がより高まり、DVD-VRコピー時はディスク丸ごとコピーのみしか対応していなかった前バージョンと異なり、タイトル・チャプターを選んでコピーすることもできるようになった。ほか、2層DVD-Rメディア、規格外4.85GバイトDVD-Rメディアへの対応などもポイントの1つとなる。
また、携帯電話用3GPP/3GPP2対応ファイル出力機能に加え、PSPで再生可能とするメモリースティックビデオフォーマット対応MPEG-4ムービー出力にも対応する。メモリースティックビデオフォーマット変換時には、ワイドアスペクト比での出力も行える。
DivX対応について、発売当初はDivX5形式での出力に対応、後日、チャプター・メニュー構造やサブタイトルを保持したままDVDコピーを可能とする、DivX6およびDivXMedia形式対応の無償アップデータ提供を予定している。
MPEG/AVI/WMVなど複数のビデオフォーマットファイルを取り込んで、同一フォーマット変換を行いつつDVD/CDに書き込む「FileToDVD」機能も搭載する。「FileToDVD」機能のみに特化したソフト「InterVideo DVD Copy FileToDVD」も同時発売される。価格は1万290円。
双方対応OSはWindows 2000 Professional/XP。
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