マウス――とりわけモバイル用マウスに欠かせない要素といえば人によってさまざまであると思うが、外出先で作業することが多い筆者としては「どんな場所でも使える」ことが重要だ。
今回見つけたシグマA・P・O製マウス「steelo LASER」は、レーザー型でコンパクト。探していた理想のマウスに近かったため、とりあえず導入してみることにした。
steelo LASERは読み取りセンサーにレーザー採用し、同社資料によると従来の赤色LEDを使った光学マウスと比べ2倍以上のフレームレートを実現するレーザーマウスだ。
レーザーマウスといえば、昨年2004年10月頃より発売されたロジクール「MX1000 Laser Cordless Mouse(MX-1000)」が有名だが、基本的にデスクトップ用なのでデかい。性能に文句などはみじんもないが、常時携帯するモバイル用としては、筆者は残念ながら使えない。その点steelo LASERは、レーザー採用モデルながらコンパクトなサイズであることが特徴の1つとなりえるのである。
搭載するレーザーエンジンはフレームレートで6700fps/分解能900cpiを実現し、従来の光学式マウスでは動作が難しいとされていた着色された金属上や透光性プラスチック上、フロスト加工ガラスなども含めて、快適な動作が行える。
先日何を血迷ったか、似合わない六本木ヒルズ近くのおしゃれ系喫茶店に入ったが、そこが見事におしゃれな白いツルツルテカテカなテーブル。モバイル時に使えないマウスほどじゃまなものはないわけで、動作可能範囲が広いことは間違いなく心強いことになる。
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