アイ・オー、iTunes連携もできるNASキット「白箱」

» 2005年05月20日 18時27分 公開
[ITmedia]

 アイ・オー・データ機器は5月20日、ミュージックサーバとしての利用にも対応するNASキット「SOTO-HDLWU(LANTank)」を発表、同社“挑戦者”ブランド製品として、5月末より発売する。価格はオープン、予想実売価格は1万9800円(税込み)。

photo SOTO-HDLWU

 SOTO-HDLWUは、同社ブランド“挑戦者”3周年記念イベントにて「白箱(仮称)」として展示されていたNASキット。IDE接続のHDDを2台内蔵可能で、ミラーリングおよびスパンニング構成に対応する。

 HDD内のMP3データを参照し、iTuneからデータ参照が可能となるミュージックサーバソフト「mt-daapd」を装備、iTunesを起動するだけで本製品を認識するので、簡単にミュージックサーバとして運用することが可能となっている。

 また、MPEGやJPEG、MP3データなどをネットワークメディアプレイヤーで再生可能とする「wizd」を搭載、同社製品の「AVeL Link Player(AVLPシリーズ)」などと連携することで、PCレスでの再生が行える。

 CPUとしてSH-4チップを内蔵しており、「Debian GNU/Linux」ベースのOSを搭載。簡易WebサーバやFTPサーバの構築にも対応する。

 インタフェースは100BASE-TX、USB2.0×2。USBポートに外付けHDDを接続することにより、HDD容量の増設およびバックアップが可能となっている。

 本体サイズは68(幅)×265(奥行き)×131(高さ)ミリ。

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