速い・安い・ウマイ?――“米国牛”ノート、ゲートウェイ「4546JP」を試す(2/3 ページ)

» 2005年05月24日 09時00分 公開
[河野寿,ITmedia]

過不足ないインタフェース類と標準搭載パーツ

 次にインターフェース類を見ていこう。

 搭載されるインターフェース類はそこそこ充実している。USB2.0のポートは左に3基、右に1基と計4基、IEEE1394や100BASE-TX LAN、モデム、PCカードスロット、外部VGA出力端子をそれぞれ1基、4in1タイプのメモリカードスロット、IEEE802.11g対応無線LANも装備される。外部ディスプレイを接続した場合の最大解像度/色数は1920×1200ドット/約1677万色となる。一般ユーザーが必要なものはほとんど揃っているといってもよく、欲をいうと1000BASE-Tであればといったところだ。

photo 本体右側。奥からACアダプタポート、光学ドライブ、USB×1、ヘッドフォン出力/マイク入力、ボリューム
photo 本体左側。奥から廃熱口、USB×3、IEEE1394×1、PCカードスロット、4in1メモリカードリーダー。
photo 本体背面。左から、LAN、モデム、外部ディスプレイ。USB端子が左右にあるのは別途マウス接続時などに非常に使いやすいので評価できるが、LAN端子は背面となるとちょっと使いにくい

 搭載HDDは4200rpmタイプの60Gバイトモデル。取り外しもとても簡単で、ねじを1つ外してカバーをずらせばすぐにHDDベイにアクセスできる。なおHDDの下には緩衝用のパーツが取り付けられている。Gセンサー搭載などによる特別仕様のHDD保護機能などはないが、丁寧な造りを感じさせて好感が持てる。

photo 試用機には富士通「MHT2060AT」が使われていた。丸く見えるのが衝撃緩衝用の樹脂製パーツ

 光学ドライブはDVD+R DL記録対応のDVD±RWドライブが採用されている。このドライブは2.4倍速DVD+R DL記録、8倍速DVD±R記録に対応し、ノートPC用としてはまずまずのスペックである。もちろんCD-R/RW記録も可能である。これだけの種類のメディアに対応していれば、デスクトップの代替PCとして使っても困ることはないだろう。

photo DVD±R/RWドライブはDVD+R DL対応のTTSTCorp製「TS-L532A」を搭載

 搭載メモリは標準で512Mバイト。リーズナブル傾向のモデルは、安価だがそのために搭載メモリを256Mバイトしか搭載していないというモデルもあり、その場合はWindows XP+ブラウザ、メール、オフィスアプリケーションといった基本アプリケーションを普通に使うにはやや足りないわけだが、512Mバイト搭載であれば基本的には安心だ。

 メモリはごくふつうのPC2700のDDR-SDRAMで、1Gバイトのモジュール使用により、最大2Gバイトまで搭載可能となっている。ちなみに2本用意されるメモリスロットには256Mバイトモジュールが2枚差さっており、すべて埋まっている。増設したい場合にはすでに搭載されているメモリと交換することになる。

photo 2基用意されるメモリソケットはすでに2本とも埋まっている
photo 底面Mini-PCIソケットにはIEEE802.11b/g対応の無線LANモジュール「Intel PRO/Wireless 2200BG」が搭載されている

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