ナナオは5月26日、Windows CE .NET 4.2搭載シンクライアント「eClient SC1」、およびWindows XP Embedded搭載シンクライアント「eClient SX1」の2機種を発表、5月30日より発売する。価格は双方オープン。
eClient SC1およびSX1は、液晶ディスプレイと一体化が可能な省スペースデザインのシンクライアントで、双方CPUとしてVIA Eden 800MHzを搭載する。eClientシリーズ専用ソフトウェア「Network Administrator」により、各端末をサーバから一元的に管理することが可能なほか、Internet Explorerを標準で搭載しておりWebアプリケーション専用端末として利用できる。
筐体は液晶スタンド風デザインのコンパクト設計となっており、電源ユニットを本体に内蔵するほか、液晶ディスプレイへの電源供給も可能となっている。ディスプレイの高さは3段階に調整可能で、チルト機能も搭載してており自由は設置が可能となっている。設置可能な液晶ディスプレイとして、15インチ、17インチ、19インチとの組み合わせをサポートしている。
販売形態は同社液晶ディスプレイとのセットによる提供となり、単体での販売については未定となっている。
eClient SC1およびSX1の主なスペックは以下の通り。
製品名 | EIZO eClient SC1 | EIZO eClient SX1 |
OS | Windows CE .NET 4.2 | Windows XP Embedded with SP1 |
対応プロトコル | Microsoft Remote Desktop(RDP)、Citrix Independent Computing Architecture(ICA) | |
メモリ | 128Mバイト | 256Mバイト |
通信 | 10BASE-T/100BASE-TX | |
主なインタフェース | USB1.1×2、PCカードスロット(TypeII)×1、PS/2×2、パラレル、シリアル、DVI出力×1 | USB2.0×2、PCカードスロット(TypeII)×1、PS/2×2、パラレル、シリアル、DVI出力×1 |
本体サイズ | 200(幅)×295(奥行き)×236(高さ)ミリ | |
重量 | 3.4キロ |
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