デルは6月7日、都内ホテルでデュアルコアPentium、BTXシャシー採用のコンシューマ向けデスクトップPC3モデルを発表した。
新たに追加されたのは、高パフォーマンス/拡張性を持つゲーマー向けハイスペックモデル「Dimension XPS Gen5」、拡張性の高いBTXミドルタワーケース採用の「Dimension 9100」、コンパクト・スリム筐体採用の「Dimension 5100C」の3モデル。デュアルコアPentium対応を中心とする新規格の採用、リビング・インテリアとの親和性を考慮した新たな筐体カラー採用などが主な特徴となる。
同社では、これら製品群を「デジタル・ホーム」向けと位置付け、多様化かつ高性能化されたPC機能を利用し、ユーザーニーズに合わせた展開・設置が可能な環境を提供するとしている。
そのラインアップも、Dimension XPSシリーズは高性能志向ユーザー・3Dゲームユーザー、9100Cシリーズは基本機能だけでなく、家庭内におけるデジタルホームネットワークの中心としても利用可能なスペックも兼ね備えるオールマイティさを、そして5100Cはカラーラインアップとその筐体デザインから、デザイン性をも望むユーザー向けと3機種で広範囲をカバーし、そのユーザー層に望まれるとされるモデルを用意した。
同社はとくに、TVCMでのターゲットとして想定する、大多数のPCリテラシーはそれほど高くない一般ユーザー向けモデル、Dimension 5100Cないし9100にて、国内市場にてさらなるシェア拡大を図る考え。基本スペック向上に加えて、同シリーズにはTV・オーディオ・ホームネットワーク機能なども備えることで“生活の一部・インテリアの一部としてのPCへ”といったユーザー提案・販売戦略を行っていく。
会場では、インテル マーケティング本部コンシューママーケティング部長 岡本航児氏もゲストスピーカーとして登場し、PCを軸にしたホーム利用時に複数番組の同時録画、動画編集、動画エンコード/トランスコード/トランスレート、家庭内でのストリーミング配信、そしてウイルススキャン、データ暗号化、自動OS/ウイルスパターンアップデートなどPCそのものの保護など、さまざまな処理を同時に高速にこなすことができるデュアルコアCPUの優位性を説いた。
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