チューブ類は設置済みのキットであるため、冷却液の循環や液漏れチェックが必要なく、組み込み前の準備はほとんどない。
設置は、まずはラジエーター周りを。付属のファンを内側(チューブのジョイントがある側)装着すればいい。ホログラムのシールが貼られている面を表にすると、空気の流れはPC内部からラジエーターに向かうようになる。
CPUブロックにはソケットに対応するアタッチメントを装着する。同時に、付属のバックプレートをあてがうため、マザーボードをケースから外しておく。
CPUブロックを固定するまではマザーボードをケースに取り付けられないので、組み込みにはやや面倒かな(バックプレート側にねじを取り付けてCPUブロックを固定する構造のものなら、水冷キットを組み込む前にマザーボードを固定できるが)といった印象だ。CPUの載せ替え時もマザーボードの着脱が必要になるので、メンテナンス性が高いとはいえないかもしれない。
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