6月25日、6月にもかかわらず真夏日となったアキバで、いくつかのイベントが行われた。
まずはアキバプロントこと「Linux Cafe Di PRONTO秋葉原店」で開催された、ギガバイトの新製品展示イベント「ギガバイトエキスポin秋葉原2005」を紹介していこう。
同会場で展示されていた製品のなかでも注目となっていたのは、まずマザー製品群の中にややひっそりと展示されていた、ATIの「Cross Fire」テクノロジ対応となっている最新チップセット搭載マザー「GA-K8AMVP Pro」だ。
Cross Fireは、ATIが先日発表した2枚のグラフィックスカードを1台のシステムに接続し3D描画パフォーマンスを高めるという、NVIDIAにおけるSLIのような機能となる。こちらの製品の発売時期は7月中旬から下旬頃の発売が予定されている。価格は現状は未定。
続いて、RAMディスク技術「i-RAM」(関連記事参照)だ。
価格は、発表時は5000から6000円とのことだったがメモリの検証作業などを行う必要性があることから価格はやや引き上げられ、現時点での予価は1万5000円前後が想定されていることが判明した。発売時期は順調に行けば8月から9月頃としている。
またそのほかのiシリーズとして、無線式リモコンで電源操作ができる「i-Lock」や指紋認証デバイス「i-Touch」などが参考展示されていた。ただしこれらに関しては、現状では製品化の予定はないとしている。
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