アキバプロントでのイベントと同日、秋葉原ダイビルのイベントスペースでは64bit-Forum/MCE-Forum主催のイベント、「夏のx64フェスティバル」が開催された。
夏のx64フェスティバルには、マイクロソフトによるWindows XP Professional x64 Editionの紹介プレゼンテーションや、主催者によるOS最新情報といったトークイベントから始まり、タレント中川翔子さんとPCライター高橋氏によるトークバトルに人気が集まった。
なお中川さんはPCに関する知識がほとんどなかったため、バトルというよりは、高橋氏から中川氏への最新PC事情の説明という形でトークは進行していき、中川さんの言動の1つひとつで大いに盛り上がっていた様子。
当然といえば当然なのだが、中川さん目当てのイベント参加者が非常に多く、トークイベント前後の会場は入りきれないほどの大混雑となった。
展示ブースでの注目はやはり、Mac mini似のAOpen製小型PC「Mini PC」だ。
Mini PCは、165(幅)×165(奥行き)×55(高さ)ミリという超小型の本体サイズと、Mac miniに似たデザインをまとっている注目モデルだ。
同社では2モデルラインアップ予定とのことで、上位モデルにはPentium M、512Mバイト DDR SDRAM、80GバイトHDD、DVD±RWドライブを搭載し、予価7万円前後。下位モデルはCeleron M、256MバイトDDR SDRAM、20GバイトHDD、CD-RW/DVDコンボドライブ搭載で予価5万円前後となるようだ。発売は9月頃が予定されている。
カノープスブースでは、ハイエンド志向のTVキャプチャーカード「MTVX-SHF」と、同社が先日発表したx64 Edition対応ドライバとの組み合わせにより、64ビットOS環境での動作デモが行われていた。同製品は7月7日発売予定、同社ではこの発売日当日よりx64 Edition対応ドライバを公開する予定とのこと。
またMSIとASUSの2社から、共に2基のGeForce 6600 GTを1枚のカード上に搭載し、SLI接続で動作するハイエンドグラフィックスカードの参考展示が行われていた。
両製品ともマザーとのセット使用が条件となっていたギガバイト製品とは異なり、SLI対応マザーであればメーカーを選ばずに動作が可能な点が特徴となる。ただし両社とも現時点では製品化計画は未定のようで、今後要望が多ければ製品化も検討するといった感じで、それほど積極的ではないようだ。
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