お父さんは「息の長い」グラフィックスカードが欲しいWeekly Access Top10

» 2005年06月28日 19時15分 公開
[長浜和也,ITmedia]

 GeForce 7800 GTXを動かしてみてつくづく思うのが「これはまさに“大人買い”ワールドのパーツだなぁ〜」ということ。

 先日掲載したAthlon 64 FX-57のレビュー記事で少しお見せした3DMark03と3DMark05のベンチマークにも表れているように、より高クロックなCPUと組み合わせるとGeForce 7800 GTXはさらなるパワーアップを遂げます。

 ITmediaだけでなく、すでにいろいろなレビュー記事でも言われているように、GeForce 7800 GTXの登場で「GPUではなくCPUがボトルネック」という状況に突入した、ともいえるでしょう。

 「んじゃ、このGPUを搭載したグラフィックスカードを購入するのは時期尚早なんですかね」という声が聞こえてきたりするのですが、いま買っておけばCPUのパワーが追いつくまで快適に使える、最近では珍しい「息の長い」GPUになるのではないでしょうか、とも思っています。

 まったく個人的な、しかも古い話になって恐縮でありますが、3dfxがVoodoo2で、2枚差しシステムの「元祖SLI」を世に送り出したとき、私は「家計使い込みの術」という禁じ技を駆使して、当時、けっこう高額だったVoodoo2を2枚組みで一気に購入したことがあります。

 なかなかのパフォーマンスを発揮してくれたVoodoo2のSLIのおかげで、長いこと快適に3Dゲームを楽しむことができました。「お父さん買い」なんて無縁だった、遠い遠い昔の話です。

 ちなみに、このときの「家計使い込みの術」があっさり家族に露見したために、私はその後「生かさず殺さず」のお小遣い人生を余儀なくされた、という実話は、本題とはまったく関係のない私的なエピソードでありますので、このお話はこのあたりで終わりにいたしましょう。

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