ナナオ、21.1インチワイド液晶ディスプレイ「FlexScan S2110W」発表記念イベント開催開発者公開インタビュー

ナナオは、WSXGA+対応21.1インチワイド液晶ディスプレイ「FlexScan S2110W」の発表記念イベントを都内の同社ショールームで開催した。同ショールームでは、S2110Wを見て触って、実際に性能を確認することが可能だ。

» 2005年07月05日 12時00分 公開
[ITmedia]
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 ナナオは7月1日、WSXGA+(1680×1050ドット)表示対応の21.1インチワイド液晶ディスプレイ「FlexScan S2110W」の発表を記念したイベント「新製品体験会 for E-CLUB」(後援:ITmedia)を都内の同社ショールーム「EIZOガレリア東京」で開催した。

WSXGA+対応21.1インチワイド液晶ディスプレイ「FlexScan S2110W」

 同イベントは、EIZO製品ファンのコミュニティクラブ「E-CLUB」メンバーを対象に催されたもの。S2110Wは直販サイト「EIZOダイレクト」専用モデルであり、また、実機が一般ユーザーに披露される初めての機会とあって、多数のEIZOファンがEIZOガレリア東京に詰めかけた。同イベントは事前登録制だったが、ナナオによると参加申し込みが定員の倍以上も殺到し、やむなく抽選で参加者を選ばざるを得なかったという。ここからもS2110Wに対する関心の高さがうかがえる。

 同イベントのメイン企画は、ITmediaでもおなじみのIT & AVジャーナリスト本田雅一氏と、S2110Wの開発に携わった同社映像商品開発部商品開発2課 開発マネージャー川越納(おさむ)氏との公開インタビュー。

IT & AVジャーナリスト本田雅一氏(左)とナナオ映像商品開発部商品開発2課 開発マネージャー川越納氏(右)

 本田氏は、S2110Wのデザインコンセプトや想定ユーザー、搭載液晶パネルのタイプや性能、動画表示能力を高めるために投入したオーバードライブを始めとする各種の技術やノウハウ、さらにはOSDや静電容量型タッチセンサーの使用感といったユーザーインタフェースまわりまで、多岐にわたるディープな質問を展開。

 一方の川越氏も、技術者らしく理路整然と、ときには画質にこだわり続けてきたナナオマンとしての誇りと自信をにじませながら、本田氏の矢継ぎ早の質問に受け答えしていたのが印象的だった(インタビュー記事は後日掲載の予定)。

 公開インタビューの後は、30分間の体験タイム。EIZOガレリア東京に展示された実機を見て触って、S2110Wの性能を実際に確認するためのものだ。

 通常このようなイベントでは、メインの企画が終わると、実機を通り一遍触った後は、イベント終了を待たずに三々五々帰路につく参加者が多いものだが、今回のイベントでは終了予定時刻を過ぎてもS2110Wの前にとどまり、ナナオのスタッフにさまざまな質問をしている参加者の姿が数多く見受けられた。

 S2110Wの発売は8月5日。ナナオは発売までの毎土・日曜日(16〜17日を除く)に、EIZOガレリア東京で「FlexScan S2110W発売記念タッチ&トライ イベント」を実施する予定なので、興味がある人はS2110Wを見て、触れて、体験しに、EIZOガレリア東京を訪れてみてはいかがだろうか。

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提供:株式会社 ナナオ
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年3月31日