キヤノン、高速2400dpiスキャン対応のフラットベッドスキャナなど2製品

» 2005年07月05日 13時30分 公開
[ITmedia]

 キヤノンは7月5日、高速2400dpiスキャン対応のフラットベッドスキャナ「CanoScan 5400F」および薄型設計のスリムボディを採用する「CanoScan LiDE 60」の2製品を発表、7月21日より発売する。価格は双方オープン、予想実売価格はCanoScan 5400Fが1万7000円前後、CanoScan LiDE 60が1万円前後。

photo CanoScan 5400F

 CanoScan 5400Fは、光学解像度2400×4800dpiに対応するUSB2.0対応フラットベッドスキャナで、従来製品の「CanoScan 5200F」の後継モデルとなる製品。

 読み取りセンサーはCanoScan 5200Fと同等のCCDセンサー「Canon's Hyper CCD II ex.」を採用、読み取りスピードはL判(反射原稿)で約8秒となっている。

 画像補正機能は従来のFARE Level2から機能を向上したFARE Level3へ進化した。ごみ傷除去、褪色補正、粒状感低減の各機能に加え、新たに逆光補正機能を追加。人物や建物など、あらゆる写真画像を対象に、逆光画像の補正を行うことができる。

 フィルムスキャンにも対応、付属のフィルムガイドを用いることで、35ミリスリーブ時で最大連続6コマ、35ミリマウント時で連続4コマのスキャンが可能となっている。

 本体サイズは285(幅)×512(奥行き)×112(高さ)ミリ、重量は約4.1キロ。対応OSはWindows 98/98SE/Me/2000 Professional/XP、MacOS X 10.2〜10.4。

photo CanoScan LiDE 60

 CanoScan LiDE 60は、高さ40ミリの薄型筐体を採用するUSB2.0対応フラットベッドスキャナで、光学解像度は1200×2400dpiに対応する。前モデルのCanoScan LiDE 40と同じく、センサーにキヤノン独自のCIS(コンタクトイメージセンサ)を採用することにより薄型化を実現。また、USBバスパワー動作が可能となっている。

 付属のスタンドを用いることで、縦置きのままのスキャンにも対応。また「Advanced Z-Lid」の採用により、最大約32ミリまでの厚さの本などのスキャンに対応する。

 CanoScan LiDE 40では未対応となっていたAdobe RGBを用いた色空間をサポートし、対応のプリント環境において、より忠実は色再現によるプリントが可能となっている。

 本体サイズは258(幅)×374(奥行き)×40(高さ)ミリ、重量は約1.7キロ。対応OSはWindows 98/98SE/Me/2000 Professional/XP、MacOS X 10.2〜10.4。

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