アキバって、やたら“ジャンク”売れますね──ニッポンバシ発のショップ語る週末アキバPick UP!(1/5 ページ)

» 2005年07月09日 00時00分 公開
[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

アキバは、やたらとジャンクが売れる

 7月1日、PCパーツのアウトレット品や中古PCを扱う「イオシスあきはばら店」がオープンした。大阪・日本橋を拠点に展開するショップで、関東圏進出は今回が初めてという。

photo 7月1日にオープンした「イオシスあきはばら店」。「けっこう」安いそうである。
photo 店舗は千代田区外神田1-8-4 銭谷ビル1F。あぷあぷ秋葉原店のほぼ対面にあり、ジャンクパーツショップが密集するエリアにある

 同店は、POPだけでなく取り扱う商品にも関西風味が漂っており、阪神タイガース仕様のメモリカードやマウスなども発売されている。

 調査当日はジョーク系のパーツのほか、スピーカーなどの品揃えが多かったが「日によって陳列商品がガラリと変わります。週末からはバッファロー製のアウトレット品が山のように並ぶ予定です」という。

photo レコード盤のようなデザインのCD-R10枚組は299円
photo ノートPC用スピーカーは新品(アウトレット)で980円。Mobile専科秋葉原店などでも聞いたことがあるが、アウトレット品では定番のアイテム

 店の奥ではジャンク品が扱われている。ちなみに店員氏によると「アキバはジャンク品に手を出すお客さんが結構多いですよね。ニッポンバシでは警戒されているのか、よほどのものでないと手を出す人がいないのに……飛ぶように売れているのです」という。

 パーツ取り用部品や掘り出し物を見繕い、時には失敗もする、それが楽しいんだよというアキバユーザーの声も大いにあろうが、このことは揶揄では決してなく、同店は「よほどのもの」を見つけてくる自信があるのではと感じることができる。今後とも期待したいところである。

photo ジャンクコーナーでは液晶ディスプレイ(17インチモデルもあった)が5000円台から売られていた。棚の隙間がやや空いているのは、売れすぎて(ジャンクの)在庫入荷が追いつかないためとか

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