Seagate、家電・モバイル好調で過去最高業績

» 2005年07月21日 15時35分 公開
[ITmedia]

 米Seagate Technologyは7月19日、2005年度(7月1日締め)第4四半期と通期の決算を発表した。

 第4四半期は21億8000万ドルの売上高に対し、純利益が2億8000万ドル。前年同期の売上高13億4000万ドル、純損失3300万ドルから大きく好転した。HDDの出荷台数は49%増加し、2730万台と過去最高を記録した。

 2005年度通期の業績は、75億5000万ドルの売上高に7億700万ドルの純利益(1株当たり1.41ドル)。これに対し前年度は62億2000万ドルの売上高に、純利益は5億2900万ドル(同1.06ドル)だった。HDD出荷台数は前年から24%伸びた。

 特に大きな伸びが見られたのは家電分野で、第4四半期の同社のDVR(デジタルビデオレコーダー)、ハンドヘルド、ゲーム機器向けHDDの出荷台数は、前年同期から222%増加した。2005年度通期では、630万台から1670万台と165%の増加だった。

 モバイル機器向けHDDの成長も大きく、第4四半期は前年同期から342%出荷台数が増え、200万台となった。通期での出荷台数は570万台に上った。

 デスクトップ向けHDDの出荷台数は、第4四半期は前年同期比15%増の1530万台、通期では前年の5900万台から6220万台に増えた。

 9月末締めの2006年度第1四半期について、Seagateは好調が続いて売上高が前年同期比40%、営業利益が同393%増加すると予測している。

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