レノボ・ジャパンのデスクトップブランド「ThinkCentre」シリーズの新しいラインアップでは、製品群のほとんどがタワータイプのAシリーズとなるが、そんな中、バリューモデルとして用意されたのが今回紹介するMシリーズ「ThinkCentre M51 Ultra Small」だ。
ThinkCentre M51 Ultra SmallはもともとコンパクトPCのシリーズとして用意されていた「ThinkCentre S50 ultra small」の発展モデルとして登場したデスクトップ。「M」シリーズであるがS50と同じ筐体を採用しているので、外見はほとんど違いない。
M51シリーズの大きな変更点は、全モデルにPentium 4を採用したこと。S50シリーズにあったCeleron D搭載モデルはM51 Ultra Smallのラインアップではなくなっている。搭載可能なCPUはPentium 4 540(動作クロック3.20GHz)、またはPentium 4 530(同3.0GHz)で、デュアルコアのPentium D搭載モデルは用意されていない。
チップセットも一新されてIntel 915GVを搭載、グラフィックス機能はチップセット内蔵のIntel GMA 900を利用する。チップセットの変更に伴って、メモリもDDR 2-533MHzメモリに対応するようになった。標準で搭載するメモリ容量は512Mバイトだが、メモリスロットが1基余っているので増設も可能だ。HDD容量は全モデルとも80Gバイト。光学ドライブはCD-ROM、CD-RW/DVDコンボドライブ、DVDスーパーマルチドライブのいずれかを搭載する。
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