2位 HDDを内蔵できる、“ちょっと変わり種”なネットワークメディアプレーヤー──「MOVIE COWBOY」(前編)
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5位 暑い時期には低クロックでスローライフ──TyanのGeode NXマザーを試す(前編)
6位 Athlon 64 X2 3800+正式発表──AMD64対応のSempron 3400+も同時に発表
8位 HDDを内蔵できる、“ちょっと変わり種”なネットワークメディアプレーヤー──「MOVIE COWBOY」(後編)
話し出したら止まらない、というのがキーボードフリークの特徴ですが、その嗜好は「さまざま」でありまして、私はこのキーボード以外をキーボードと認めない、と一品偏愛主義者が熱弁をふるうその脇で、基本形から変わり種まで何でもかんでも集めちゃうもんね、と博愛主義者がキーボードの山に埋もれていたりします。
今回アクセストップの記事で紹介した“フルメタル”キーボードは、なんでも愛してしまうキーボード博愛主義者の寵愛を受けそうな一品でありますが、よくよく記事を読むと「高い入力感が得られるフェザータッチ式を採用している」などどあって、使い勝手もそれなりに考えて作られているようです。「理想の入力環境」を突き詰める偏愛主義者にも意外と愛してもらえるかもしれません。
“フルメタルキーボード”と聞くと、私はCOMPUTEX TAIPEIの小間物ブースでいつも出展している、とあるキーボードメーカーを思い出すのです。彼らは、まるで金属のインゴットか「鋳物」のようなずっしりとした、それこそ足に落としたら「全治3カ月の重傷」は確実にいきそうな、それはそれは迫力のあるキーボードを「いつも」展示しているのです。
その迫力のある存在感に圧倒されて「日本でキット受けると思います。アキバのパーツショップで売ってみたらいかがですか」と繰り返し進言しましたが、彼らは「これはOEM向けの工業用製品であって、個人向けに売ることは“絶対”にしない」と展示しているキーボードのように重々しく答えます。
記事にある製品写真からうかがえるユニークなキーレイアウトをみて「あれあれ、コンシューマーで売っているではありませんか」と思ったのですが、「フェザータッチ式」という文字を見て「ああ、これはあのときのキーボードとは違うものなんですね」と、会場で「がっちょんがっちょん」と打鍵したときの、強烈に硬く重い感触を思い出すのでありました。
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