ソーテック、四半期で黒字転換へ

» 2005年08月11日 17時15分 公開
[ITmedia]

 ソーテックは8月11日、2005年4〜6月期連結業績は経常損益が2000万円の黒字(前年同期は3億1700万円の赤字)になる見通しだと発表した。四半期ベースの経常黒字は2年ぶり。PC販売が前期実績を上回った。

 予想売上高は61億円(前年同期は48億9800万円)。有価証券売却益などを計上し、純利益は5億円(前年同期は3億2600万円の赤字)になる見通し。

 同時に、韓国子会社・ソーテックコンピューターコリアの元社長を現地当局に刑事告発したことを明らかにした。元社長は元経理職員らと共謀し、PC販売で不適正な行為を行い、同社に損害を与えたという。

 このため回収不能債権などが発生する見込みで、損害額は概算で3億円程度という。4〜6月期決算には盛り込まないが、通期では有価証券売却益などで吸収できる見通しとしている。

 同日、ソーテックの株価(ヘラクレス)は黒字転換を好感され急伸。値幅制限の上限(ストップ高)となる前日比1万円高の8万5500円で比例配分された。

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