Dell、ストレージとPC好調で増収増益

» 2005年08月12日 08時04分 公開
[ITmedia]

 米Dellが8月11日発表した同社第2四半期(5〜7月期)決算は、売上高が134億ドルで前年同期比15%の増収、純利益は10億2000万ドル(1株当たり41セント)で同28%の増益となった。

 ストレージシステム、モビリティ製品、強化型サービスとソフト、周辺機器が世界で堅調な伸びを示した。コンピュータシステムの出荷は910万台を記録、うちモビリティ製品が270万台を占めた。プリンタとディスプレイを含むソフト/周辺機器の売り上げは20億ドルを超え、同社として過去最高となった。

 ケビン・ロリンズCEOは「平均販売価格は当社が予想した以上に下落したが、当社は収益のバランスを取ることに力を入れ、その過程で予想通りの1株利益を達成した」とコメントしている。

 第3四半期も企業による購入が引き続き堅調に推移する見通しで、新学期シーズンを迎えてコンシューマー需要も伸び、米国外の市場では継続的な成長が見込めると予想。この結果、売上高は141億〜145億ドル、1株利益は39〜41セントを見込んでいる。

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