AppleはMacTelになってもMac以外のPCではMac OSは稼働しないとしているが、Mac OS XをIntelおよびAMD搭載PCで稼働させる手法がユーザーサイトで公開された。(IDG)
IntelまたはAMDチップベースのあらゆるPC上で稼働するMac OS Xのインストール方法が先週インターネット上に掲載された――12日時点で幾つかのWebサイトでそれを紹介していた。
Appleは6月、2006年からMac OS XをIntelのx86アーキテクチャチップに対応させると発表した。現行のMacではIBMとFreescale Semiconductor製PowePCチップが採用されているが、同社は2000年からIntelチップ対応Mac OS Xバージョンの開発に取り組んでいる。Appleのスティーブ・ジョブズCEOは6月に、Intelへの乗り換えはIntelが今後リリースすると見込まれる省電力チップのメリットを享受するために必要だとデベロッパーに説明した。
当時Apple幹部陣は、Mac OS Xはx86を搭載したApple製ハードウェアでのみ動作すると強調。複数のMac愛好者サイトで先週報じられたところによれば、Mac OS Xのx86バージョンとともにAppleデベロッパーに配布されているIntel PCには、デベロッパーがMac OSを他社製Intel PCに複製できないようセキュリティチップが搭載されているという。
しかし一部の進取的なハッカーらがこのセキュリティチップを回避する手段を見出し、x86対応MacOSのデベロッパーバージョンを走らせることが可能になった、とThe OSx86 Projectサイトへの投稿に記されている。このサイトやそのほかのMacコミュニティーサイトに投稿した人々は、自分たちのIntelまたはAMDを搭載したPCでMac OS Xを走らせる方法を使ってみたと主張している。
このプロセスで必要とされるものは以下の通り。Mac OS Xバージョン4(Tiger)、VMwareの仮想化ソフト、PearPCエミュレータ(PowerPC向けに書かれたOSをどんなアーキテクチャ上でも走らせる)、AppleのDarwin 8.0.1、SSE2対応x86プロセッサ、BitTorrentファイル共有システムを使ってダウンロード可能な独立系デベロッパーが開発した2つのファイル。