日本エリートグループは9月1日、インテル/AMDの両CPUに対応するハイブリッドマザー「PF88」、および同製品用のLGA775−Socket 939変換カード「A9S」を発売した。価格はPF88が1万5000円、A9Sが7500円。
PF88はチップセットにSiS 656+965を搭載するLGA775対応のATXマザー。独自の拡張スロット「Eliteバス」を装備しており、プラットフォームコンバーターカードとなる「SIMAカード」を別途装着することで、AMD製CPUやPenitum MなどさまざまなCPUへの対応を可能としている。
メモリスロットは4本で、PC2-5400/4300/3200 DDR2 SDRAMを最大4Gバイト搭載可能。拡張スロットはPCI Express x16×2(SIMAカードの有無によりどちらか一方を使用)、PCI Express x1×1、PCI×3、Eliteバス×1を装備する。ストレージデバイスはUltra ATA 100×2、Serial ATA×4、Serial ATAII×2をが利用可能。
その他のインタフェースとしてはUSB2.0×4、IEEE1394a×1、シリアル、パラレル、ギガビット対応LANなどを備える。
A9SはEliteバス専用となるSIMAカードで、SiS 756チップセットを内蔵。Socket 939対応CPUの搭載を可能とする変換機能を備えるほか、およびPC4300/3200/2100 DDR SDRAMメモリスロット2本(最大2Gバイト)を搭載可能となっている。
また同社では、SIMAカードのラインアップとしてPenium Mを搭載可能な「I9S(仮名)」、Turion 64を搭載可能な「A4S(仮名)」の発売も予定している。発売日は未定。
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