これまで6回にわたって掲載してきた「ThinkPad X41 Tablet特集」も今回が最後。最終回は4名のThinkPadフリークにお集まりいただき、ThinkPadへの“愛”や、ThinkPadブランド初のタブレットPCである「ThinkPad X41 Tablet」について、思うところを存分に語っていただいた。
ITmedia ではこれから、「ThinkPad X41 Tablet」をテーマとしたThinkPadフリークによる座談会を始めたいと思います。ほとんどの方が初対面だと思いますので、自己紹介方々、ThinkPad歴や、ThinkPadをどんなふうに使っておられるかをお話しいただければと思います。
M氏(以下、M) 私はIT関連情報サイトで、各種企画の立案や編集・制作などを担当しています。ThinkPadは業務で使用していますが、会社だけでなく自宅にも持ち帰って使うなど、日常生活の一部として愛用しています。最初に使ったThinkPadは535でおもに5xxシリーズを使ってきましたが、最近になってまたX40から使い始めたといったところです。
I氏(以下、I) 全国紙のシステム開発部に所属しています。入社は2003年で、現在はコンピュータシステムの新規構築/更新/改良に関する社内ユーザーの要望をとりまとめてメーカーに発注したり、それを実際にテストした上で納品してもらったり、といったことをやっています。ThinkPadはX21一筋で、4年半前に買ってからは、メモリの増設とハードディスクの換装だけでこれまでずっとやってきました。購入のきっかけとなったのは、大学院の修士論文のコーディング等で必要になったからです。基本的には自宅で使っています。
石井照男氏(以下、石井) インターネット広告を扱う広告代理店に勤めています。弊社の場合、クライアントに相当するのが広告代理店で、各広告代理店に対してインターネット広告のプランニングや提案、広告枠の購入、広告原稿のやり取りといった業務を行っています。
使っているThinkPadは会社貸与のX30で、使用歴は3年ぐらいです。その前は国内メーカーのノートPCをやはり3年間ぐらい使っていました。それぞれ同じくらい使い込んだ感想は、ThinkPadはかなり手荒く扱ってもへたらないということですね。仕事柄、常にX30を持ち歩いていて、週に2回ぐらいは広告代理店の担当者と一緒に広告を出稿するお客様企業のところへ出向いて、プレゼンテーションなどを行っています。
ITmedia オブザーバーとして立ち会っていただいているマイクロソフト、およびレノボ・ジャパンの担当者の方も一言どうぞ。
飯島圭一氏(以下、飯島) マイクロソフトでWindows XP TabletPC Editionのプロダクトマーケティングを担当しています。タブレットPCが世に出る前から担当しているので、足かけ3年以上この製品を見ていることになるでしょうか。ThinkPadはごく短期間しか使ったことがないのですが、X41 Tabletを見て、やはり『いいマシンだなぁ、欲しいなぁ』と思いました。
木村香織氏(以下、木村) レノボ・ジャパンでThinkPad Xシリーズの製品企画を担当しています。最初に使ったThinkPadは600Xで、大きくて重かったのですがキーボードが使いやすく、携帯して会社と自宅を行き来して使っていました。その後古くなったのでX24に移行したのですが、それからはXシリーズオンリーで、現在はX41を使用しています。
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