キヤノン、インクジェットプリンタ7機種を発表――複合機は4機種

» 2005年09月27日 18時53分 公開
[ITmedia]

 2005年のモデルは、インクジェット複合機が4機種と、2004年の2機種から大幅に拡大されたのが特徴。インクジェット複合機のラインアップとしては、上位モデルから「MP950」、「MP800」、「MP500」、「MP170」。単機能のインクジェットプリンタは、上位モデルから「iP7500」、「iP4200」に加え、フォトダイレクト機の「iP6600D」がラインアップされている。

画像 MP950
画像 MP800
画像 MP500
画像 MP170
画像 iP7500
画像 iP4200
画像 iP6600D

 MP950、iP7500、iP4200、iP6600Dについては、最高9600×2400dpiとなり、最小1plのインク滴により高画質化を実現した。またMP950は3.6インチ、MP800は3.5インチのカラー液晶モニタを搭載するとともに、光学解像度2400/600dpiのデュアルCCDを搭載。これによりスキャナ機能の高精細化と高画質化を達成した、としている。MP800はこれ以外に、プリントヘッドのノズル配列長を従来の2倍にすることで、L版フチなし写真を約32秒で印刷できる。

 また2005年モデルは、コピー機能の充実をうたっているのも特徴。カタログなどのように人物と文字が混合している場合でも、人物と文字部分の認識を強化。また染料および顔料のBkインクを搭載することで、文字部分と人肌とのプリント度合いを変化させることで、元原稿そのままのコピーを実現している。新聞などのコピーでも、いわゆる“孫コピー”(2世代目のコピー)でも、文字つぶれのないコピーが可能だ。

 価格はオープンプライスで、市場想定価格は以下の通り。

機種市場想定価格
MP9505万円前後
MP8004万円前後
MP5003万円前後
MP1702万円前後
iP75003万2000円前後
iP42002万円前後
iP6600D3万2000円前後

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