日本ヒューレット・パッカードは、インクジェットプリンタ10機種を発表した。上位モデルには、同社独自の「スケーラブル・プリンティング・テクノロジー」(SPT)を搭載し、従来機搭載のプリントヘッドに比べて3倍のノズル数、2倍のノズル密度を達成。このため1秒間のドロップ数が最大で約1.5倍になり、高速な印刷が可能になった。SPT搭載モデルは、「HP Photosmart 3310 All-in-One」「HP Photosmart 3210 All-in-One」「HP Photosmart 8230」「HP Officejet Pro K550dtn」「HP Officejet Pro K550」の5機種。
また同社は、新開発の独立インク供給システムにより、インクの吐出不良の原因となる気泡を排除するとともに、インクを最後まで使い切る効率的な使用が可能である、としている。
このほか、L版用紙とインクカートリッジがセットになる「フォトバリューパック」を発売。同社によると、こちらを利用することで、L版1枚19円という低ランニングコストを実現できる。
ラインアップは以下の通り。なお、今後は同社の通販サイトである「HP Directplus」による販売を強化。従来の同等製品より20〜30%の低価格化を図っていく方針だ。
機種 | HP Directplus価格 | 発売日 |
HP Photosmart 3310 All-in-One | 4万2840円 | 9月28日 |
HP Photosmart 3210 All-in-One | 2万5830円 | |
HP Photosmart 2575 All-in-One | 1万6800円 | |
HP Photosmart 8230 | 1万6800円 | |
HP Photosmart 7830 | 9870円 | |
HP Photosmart 475 | 2万4990円 | |
HP Photosmart 385 | 1万9950円 | |
HP Officejet Pro K550dtn | 2万4990円 | 10月上旬 |
HP Officejet Pro K550 | 1万7850円 | |
HP Deskjet 460c | 1万9950円 | 10月中旬 |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.