今週、ATI RADEON X800シリーズ新GPUとなる「RADEON X800GTO」搭載グラフィックスカードがアキバ各ショップに入荷された。入荷されたのはSapphire製とHISの計6モデル。価格は2万円弱から3万円前後。一部モデルを除き木曜日から販売が始まっている。
各モデルの製品名と在庫状況は以下の通り。メモリクロック数やメモリ容量、冷却システムの違いなどで差が付けられている。
モデル | 在庫状況 |
Sapphire「Atrantis RADEON X800GTO Fireblade Edition」 | 少数 |
Sapphire「Atrantis RADEON X800GTO ULTIMATE 256MB」 | やや少数 |
Sapphire「Atrantis RADEON X800GTO 128MB」 | やや少数 |
HIS「X800GTO IceQ II Turbo 256MB PCIe」 | 潤沢 |
HIS「X800GTO IceQ II 256MB PCIe」 | 潤沢 |
HIS「X800GTO 256MB PCIe」 | 潤沢 |
RADEON X800GTOは計4種類となったX800シリーズのうち、下から2番目に位置付けられるGPU。ピクセルパイプラインは最下位の「X800」と同じ12本ながら、メモリクロックは980MHzで、上位2モデル「X800XT」「X800XL」と同レベルとなっている。なお先週、玄人志向から同GPU搭載カードが2モデル登場したが、今週に入っていきなり増加したことになる。
Sapphire製の3モデルのうち、Fireblade Editionには2スロットぶんを占有する大型ヒートシンクが採用され、ULTIMATE 256MBはファンレス仕様となっているのが特徴だ。各モデルにオーバークロックツール「TRIXX」を付属しており、メモリクロックを1GHz以上に引き上げることもできる。
HISは、3モデルとも256Mバイトのビデオメモリを搭載し、独自の冷却システム「IceQ II」を採用したモデルが2種類用意される。X800GTO IceQ II Turbo 256MB PCIeはメモリクロックを標準で1GHzにオーバークロックされた形で出荷される。
入荷したツートップ秋葉原本店は「ハイエンド以下ミドルクラス以上の製品を求めるRADEONユーザーに好評で、いわゆるコストパフォーマンスが高い製品となりそうです。ただし、GeForce 6600GTが登場したときのような“絶対に売れる”という感じはありません。やはりATIは、CrossFireが出ないことにはインパクトに欠けます」とやや厳しいコメント。
なお、ショップも気にしているCrossFire対応製品の行方だが、今週も具体的な入荷時期はどこも確定していない模様。「まず入荷するのはマザーボード。早ければ来週登場するかもしれません」(高速電脳)とのことだ。
製品 | Sapphire「Atrantis RADEON X800GTO Fireblade Edition」 |
入荷ショップ | |
BLESS秋葉原本店 | 2万8800円 |
高速電脳 | 2万8800円(売り切れ) |
パソコンショップ・アーク | 2万9780円 |
製品 | Sapphire「Atrantis RADEON X800GTO ULTIMATE 256MB」 |
入荷ショップ | |
BLESS秋葉原本店 | 2万7800円 |
高速電脳 | 2万7800円 |
パソコンショップ・アーク | 2万7980円 |
製品 | Sapphire「Atrantis RADEON X800GTO 256MB」 |
入荷ショップ | |
BLESS秋葉原本店 | 2万3800円 |
高速電脳 | 2万3980円 |
製品 | HIS「X800GTO IceQ II Turbo 256MB PCIe」 |
入荷ショップ | |
ツートップ秋葉原本店 | 2万5780円 |
製品 | HIS「X800GTO IceQ II 256MB PCIe」 |
入荷ショップ | |
ツートップ秋葉原本店 | 2万3980円 |
製品 | HIS「X800GTO 256MB PCIe」 |
入荷ショップ | |
ツートップ秋葉原本店 | 2万1780円 |
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