VAIOのバリューノートはやっぱり「VAIO」だ──ソニー「VAIO type F light」(1/3 ページ)

» 2005年10月07日 13時31分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

 VAIO type Fより価格を抑えた「light」バージョンともいうべき新製品ノートPCだが、ベースモデルのバリューラインアップとスペックを比較するとさほど遜色ない。CPUがCeleron M 360(オーナーメードモデルではPentium Mの上位モデルを選択可能)、メモリは標準で256Mバイト、HDDも60Gバイトと、インターネット中心の利用であれば必要十分。欲を言えばメモリが512Mバイト欲しいが、必要に応じて追加すればいい。このままでも、ブラウザを起動してWebページを見る、ブラウザを終了してからメーラーを起動してメールを読み書きする、といったシングルタスク的な使い方をする限り、大きな不満は感じない。

 光学ドライブはDVDコンボドライブを採用。オーナーメードモデルでは、2層式のDVD+Rの書込みに対応するDVDドライブも選択できる。最近のVAIOらしくFelicaリーダーを備え、EdyやSUICAといったICカードタイプ電子マネーの残額や利用履歴を確認可能。来年あたりに電子マネーの普及が見込まれるだけに、家庭で利用するPCに付いていると便利な機能だ。

VAIO type F light。type Fとあるが新しいラインアップといってもいい。今回評価するのは店頭モデルのホワイトカラー。オーナーメードモデルでは3色のカラーバリエーションが用意されている

「Edy」「SUICA」では残高はもちろん、利用明細も確認できる。「お財布ケータイ」以外では専用カードリーダを購入しないと残高すら確認できないだけに便利

「ImageConverter2」もプリインストール。動画ファイルをPSPで再生可能なフォーマットに変換し、メモリースティックDuoに書き込める
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