VAIO type Fより価格を抑えた「light」バージョンともいうべき新製品ノートPCだが、ベースモデルのバリューラインアップとスペックを比較するとさほど遜色ない。CPUがCeleron M 360(オーナーメードモデルではPentium Mの上位モデルを選択可能)、メモリは標準で256Mバイト、HDDも60Gバイトと、インターネット中心の利用であれば必要十分。欲を言えばメモリが512Mバイト欲しいが、必要に応じて追加すればいい。このままでも、ブラウザを起動してWebページを見る、ブラウザを終了してからメーラーを起動してメールを読み書きする、といったシングルタスク的な使い方をする限り、大きな不満は感じない。
光学ドライブはDVDコンボドライブを採用。オーナーメードモデルでは、2層式のDVD+Rの書込みに対応するDVDドライブも選択できる。最近のVAIOらしくFelicaリーダーを備え、EdyやSUICAといったICカードタイプ電子マネーの残額や利用履歴を確認可能。来年あたりに電子マネーの普及が見込まれるだけに、家庭で利用するPCに付いていると便利な機能だ。
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