バッファロー、従来モデルLAN機器を世界標準11a対応とする無償アップデータ公開

» 2005年10月20日 15時20分 公開
[ITmedia]

 バッファローは10月20日、新基準制定前のIEEE802.11a(J52)対応モデルのLAN機器を、世界標準となるIEEE802.11a(W52)対応とする無償アップデータを発表、10月21日より公開する。

 同アップデータでは、従来の5.2GHz帯を用いるIEEE802.11a(J52)対応モデルを、同じく5.2GHz帯を使用するIEEE802.11a(W52)の4チャンネルに対応させることが可能となる。なお、5.3GHz帯を利用するIEEE802.11a(W53)の4チャンネル帯域については未対応で、有償アップグレードサービスのみのサポートとなっている。

 アクセスポイントと無線LANカードのバージョンアップに対応しており、アップデータの適用により、アクセスポイントはIEEE802.11a(W52)への排他移行、無線LANカードはIEEE802.11a(J52)とIEEE802.11a(W52)の同時利用が可能となる。

 無償バージョンアップ対象となる製品は以下の通り。また「WER-A54G54」「WER-AG54」「WLI-CB-AG54」「WLI2-TX1-AG54」の各製品については、11月以降バージョンアップツールを公開する予定としている。

カテゴリ製品型番
無線LANルータWHR2-A54G54、WHR3-AG54
法人向けアクセスポイントWLM2-A54G54/HA、WLM2-A54G54/H、WLM2-A54G54、WLAH-A54G54
無線LANカードWLI-CB-AG54L

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