i-RAMで「HDDレス」の「HDDレコーダ」なのだ(後編)(3/4 ページ)

» 2005年10月25日 11時32分 公開
[河野寿,ITmedia]

おっと、文字化けを解決せよ

 長い道のりであったが、やっとテレビが見られるようになった。ただ、この状態では番組情報が文字化け(例えば画面左下の□□□)しているので、「TV設定」の「再生」の中にある「オンスクリーンディスプレイ(OSD)」で日本語フォントを指定する。atrpms.netのmythtv-suiteでは自分で日本語フォントへのリンクかインストールを行う必要があったが、「釣ったよ!」版のmythtv-suiteではすでにsazanamiフォントが設定してあったので、選ぶだけでOKだった。再度、「TV放送」を選択すると、今度はきちんと番組情報が表示されていた。

OSDのフォント設定を行う

日本語で番組情報の表示が行われるようになった

 以上のように動く状態に仕上げたところで、ディスクの残り容量を調べてみた。なんと使用しているのが1.5Gバイト、空きは398Mバイトである。これなら、もう少しシェイプアップすれば1.5Gバイトのメモリでも動くだろう。この状態でもちろん録画も可能なのだが、いかんせんi-RAMの容量が残り少ないので長時間の録画は無理である。とりあえずテレビを視聴できただけで、今回は成功としよう。

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