「パソコンの自作、ここが知りたい」日本未発表のパーツWPC EXPO 2005(3/3 ページ)

» 2005年10月26日 13時49分 公開
[長浜和也ITmedia]
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MSI

 MSIブースは、このところ同社が力を入れているベアボーンノートPCユニットがメイン。PCパーツはPentium Mに対応したベアボーンキット「Midas 915GM」が展示されてる。Intel 915GM+ICH6を組み合わせたおなじみのMSIマザーを搭載。DDR2-533MHz、もしくはDDR-333MHzメモリを2スロット、ギガビットLANを2チャネル、PCI Express X16 スロットを1つ持つ。電源ユニットは180ワット。

Intel 915GMを搭載したPentium M対応マザーがメインのベアボーンキット「Midas 915GM」

おっと、競合某誌で評判になった「警備車両」もいたぞ

サーマルティク

 日本サーマルティクのブースでは、水冷クーラーユニットとデザイン重視のPCケースが目立つ。PCケースでは横置きタイプAV機器風デザインの「Mozart」「Bach」を展示。そして、それらのデザインとあわせた日本未発表の水冷クーラーユニット「Home Theater DVD Style Liquid Cooling System」も紹介されていた。

AV機器テイストのサーマルティク製品群。上から「Home Theater DVD Style Liquid Cooling System」「Mozart」「Bach」となる。MozartとBachはデザインが異なるだけでスペックは同じ。水冷クーラーユニットは筐体内部にラジエータ、ポンプ、タンクが収納されている

 水冷ユニットではタンクとラジエータを組み込んだユニットをPCIスロット2本に差して使うGPU水冷クーラー「Tide Water」に注目。NVIDIAとATIのGPUに取り付け可能で、消費電力120ワットまで対応する。日本では11月中に出荷される予定で、実売予想価格は1万3000円程度。

GPU用水冷クーラーユニット「Tide Water」はCPUスロット2本に差して固定する。内部にはラジエータ、タンク、ポンプが組み込んである

 そのほか、目立っていたのが水冷クーラーユニットにファンを組み込んだ「空冷水冷ハイブリッドタイプ」の製品。展示されていた日本未発売の「Silent Water CPU Liquid」は来月末から販売予定。ラジエータユニットに大口径ファンを組み合わせている。

空冷水冷ハイブリッドクーラーユニット「Silent Water CPU Liquid」の実売価格は現在のところ未定。ファンの下に見える銅製のユニットはラジエータの下部
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