オウルテックがWPC EXPO 2005で伝授する「冷却の秘伝」五カ条WPC EXPO 2005(1/2 ページ)

» 2005年10月27日 14時01分 公開
[ITmedia]

 PCケースとクーラーユニットを中心にブースを展開しているオウルテックは「FANモーターの正しい選び方」と題するセミナーを実施。先日行われた山洋電気(オウルテックのブースに山洋電気のクーラーユニットが多数展示されている)の「強制空冷におけるFANの選定と冷却技術」で使われた資料とあわせて、オウルテックが独自に実験して得られた測定データも示しながら「自作PCユーザーでもできる冷却技」を伝授してくれた。

オウルテックが伝授する秘伝その1「できる限りサイズの大きいファンをつけるべし」 冷却効果に影響する風量は「サイズが大きければ大きいほど」「ファンの厚さが厚ければ厚いほど」増える傾向がある。そのため「PCケースに取り付けるスペースがあるならば、大きいファンを選んだほうがいい」ということになるらしい

秘伝その2「リブありリブなしあればリブなしを選ぶべし」従来ファンの固定部分は「リブに長いネジ」が主流だった。しかし、最近ではリブがなくなり、とめ具でパネルに取り付けるようになってきた。ゴム製のとめ具を使うと防振防音に有利になるため、静音性能を重視するユーザーは「リブなしにゴムのとめ具」を選ぶといい

秘伝その3「ファンの電源ケーブル、長いに越したことなし」以前の小口径ファンはケーブルの長さが短いためケースのフロント下部に取り付けるとマザーボードのファン電源供給ピンに届かないことがあった。そこで必要十分なケーブルの長さは「ケースの対角線長だけあれば、マザーのどこにファン用の電源コネクタがあっても大丈夫」ということになる
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー