「Mac mini似」のAOpen製PC、CESでデュアルコア対応版発表へ

» 2005年12月06日 10時57分 公開
[IDG Japan]
IDG

 台湾のAOpenは、Apple ComputerのMac miniに似たWindows PCの改良版を計画している。今度はIntelの最新モバイル向けデュアルコアプロセッサを搭載できるようになる。

 IntelのデュアルコアCPU「Yonah」(コードネーム)は2006年第1四半期に予定されているが、台湾のPCメーカーはサンプルを入手していると、AOpenの統合ブランドマーケティング担当ディレクターであるトニー・ヤン氏は説明する。

 同氏によれば、Yonahベースの「mini PC」は1月にラスベガスで開催されるInternational Consumer Electronics Show(CES)で展示される予定だという。

 AOpen版の新小型PCは前モデルの1.15キログラムよりも重く、1.3キログラムとなっている。前モデルはIntelのPentium Mを採用。新モデルでは以前と同じレベルの約35ワットでデュアルコアを稼働させるとヤン氏。

 アナログ、デジタル両方のテレビと接続ができ、映画や音楽を保存できるだけの大容量ハードディスクが搭載できるなど、家庭用エンターテインメントPCとして利用できるように設計されているという。

 新モデルの価格は未定だ。その理由はYonahの価格がどの程度になるか、AOpenが知らないためだとヤン氏。このデュアルコアプロセッサは効果になるだろうと同氏は予想する。しかし、Intelは想定価格の幅を示しただけだという。ヤン氏は価格幅がどの程度になるかについては明かさなかった。

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