1位 軽量で耐150キロのボディで7時間バッテリー駆動──「NEC VersaPro UltraLite」
2位 デザインとソフトが魅力の普段着AVノート──「ソニー VAIO type A」
4位 アキバでスク水だらけ……な「にゅーあきばγ」配布イベント──11日12時から
5位 トールボーイスピーカーデザインの巨大水冷キット──サーマルティク「Symphony」
6位 週末殺到も“想定範囲内”──Mac mini似のAOpenベアボーン、アキバに登場
8位 昨今の3Dゲームを快適にプレイできる、“生粋のゲーマーPC”導入のススメ
9位 X1300のCrossFire正式サポートも──ATI主催イベント「ATI Winter Festival '05」
10位 アドビストアでマクロメディア製品の一部取り扱いを開始──特別バンドル製品も
「軽い」と「バッテリー長持ち」は長いこと「両者相容れぬ」関係でありました。軽さを選べば電池が持たず、電池が持つノートは重すぎて人間が先にへばってしまう、というとんでもない「トレードオフ」がついて回りました。
昔々、1キロ級のミニノートで「携帯プレーヤー」的使い方を提案した製品もありましたが、連続再生でCD1枚持たないバッテリー駆動時間が災いして、あえなく討ち死にしたこともあったようななかったような。
この状況を劇的に改善してくれたのが「Pentium M」でしょう。「Centrino!」と同時に発表された携帯重視タイプのノートPCが「1キロ級で5時間」という携帯性能を実現し、「外回りでノートPCを使う」という使い方を現実のものにしてくれました。
軽さと長持ちバッテリーの両立を意欲的に進めていったのが「Let's note」松下電器産業であるのはご存じのとおり。「R」シリーズが「1キロきってもバッテリーで9時間使えます」という驚異的な数値を可能にして以来、喫茶店や電車の中で目立っていた「ThinkPadの黒」が「Let's noteの銀」にじわじわと侵食されつつあるようにも思えます(3キロ超級オールインワンA4ノートを“これでもかっ”と電車で広げているエグゼグおっさんもよく見かけますが)。
今年になって、Let's note T4が12時間駆動、そして、今回レビュー記事がアクセストップになったVersaPro UltraLiteが「4セル」バッテリー7時間駆動、となりました。実際使ってみると、もうちょっと短いようなのですが、それでも、外出中に「ずっと」音楽や動画を再生していても「バ、バッテリーが切れた〜」となりません。
来年になれば、シングルコア「Yonah」や、IDF Fall 2005で紹介された松下電池の新型リチウムイオンバッテリーなどなど、ノートPCの携帯性能をさらに加速させる新製品が登場する予定です。
以前、Let's note T4のレビューで「その駆動時間は“ケータイ”感覚」という言葉を使いましたが、本当に“ケータイ”に匹敵するバッテリー駆動時間を持った軽いノートPCが登場するかもしれません(“ケータイ”のバッテリー駆動時間がガンガン短くなっている、という事情もありますが)。
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