Let's note T4と海を渡る勝手に連載!「海で使うIT」(2/4 ページ)

» 2005年12月28日 23時38分 公開
[長浜和也,ITmedia]

キャビンにおいてもコックピットからディスプレイを目視したい

 ということで、Let's note T4をこの一連の連載で「実験船」として使っている「阿武隈」(ソレイユルボン 26フィート艇)に搭載してみた。

 ノートPCをそのまま持っていてキャビンにポンッとおくわけにはいかない。船の動揺に耐えれるように固定しなければならないし、海水がPCにかからない対策も施さなければならない。以前、TOUGHBOOKを持ち込んだときは、その防水性能と対塩害性能を頼りに、露天甲板に設置した。コックピットにいて操船しながらPCを使えるのは非常に便利であったけど、Let's note T4で同じことをするのは、防水対策を施したとしても無理。

 ヨットによっては「ドジャー」の内部にノートPCを置くスペースを確保できるかもしれない。しかし、直接波を被ることはなくても、潮を含んだ細かい飛沫が回り込んでくる可能性は高い(航海中のドジャーの内側は周りの空気を意外と吸い込んでいる)。やはり、キャビンにノートPCを設置するのが無難なようだ。

 しかし、もしシングルハンドで操船しているならば、コックピットからPCの画面を確認したい。そうなると、コンパニオンハッチの近くにノートPCを置くことになる。多くのヨットでは、コンパニオンハッチの周辺にギャレーなり、チャートテーブルなり、ノートPCを置くスペースを見つけることができるだろう。まずは、そこにノートPCを設置することを考えてみよう。

 ソレイユルボンの場合、ギャレーはキャビンの奥にあるし、チャートテーブルはないし、で、ちょっと困ってしまうかもしれないが、幸いキャビンテーブルがコンパニオンハッチから見下ろせる場所にあるので、そこにLet's note T4を置くことにした。うまくしたもので、このキャビンテーブルは高さが変えられる。もともとはテーブルを下げて寝床を作るための機能であるが、テーブルを上げるとちょうどコンパニオンハッチと同じ高さに来てコックピットからでもPCの画面を容易に確認できる。

 26フィート以下クラスのヨットの場合、このようにキャビンテーブルとコンパニオンハッチの距離が短いので、これを利用すると、大体のヨットでうまくノートPCを置けるはずだ。30フィート以上のヨットになると、ほとんどの場合コンパニオンハッチの近くにチャートテーブルがあるなので、そこにノートPCを置けばいいだろう。

ソレイユルボンでコックピットのヘルム位置からみるとこんな感じになる。キャビンテーブルをあげるとPCがコックピットからでも目視できる

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