日立マクセルは3月2日、12倍速記録に対応するデータ用DVD-RAMメディアを発表、3月24日より発売する。価格はオープン、予想実売価格は1000円前後。
本製品(型番:DRM47D.1P)は、DVD-RAM Version 2.2/12X-SPEED DVD-RAM Revision 5.0規格に準拠する6から12倍速記録対応のカートリッジなしDVD-RAMメディア。同社独自の新高速BCM(Bismuth Coupling Material:ビスマス カップリング マテリアル)相変化記録膜を採用し、書き換え型DVDディスクとして2006年3月初旬現在で最速の12倍速記録を実現する。キズやホコリから記録面を保護する電防止ハードコートが施される。
対応DVDドライブでの12倍速記録により、ディスク1枚分(4.7Gバイト)を約6分(同社計測値)で記録が可能となる。
12倍速 DVD-RAM記録対応DVDドライブは、パナソニック四国エレクトロニクス製ドライブ「SW-9587」採用のアイ・オー・データ機器「DVR-ABM16G」、日立製ドライブ「GSA-H10N」採用のバッファロー「DVSM-X1216FB」/アイ・オー・データ機器「DVR-H10LE」、ほかロジテック「LDR-MA16シリーズ」などが発売されている。
なお2002年4月から2003年9月製造の東芝製スリムドライブ「SD-R2212」および同ドライブ搭載PCでこの新規格メディアを使用する場合、PCから自動的にディスクが排出され回転し続ける誤作動を起こし、負傷の恐れがあるため使用しないよう促している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.