フロントフューチャー、指紋センサー搭載のミニキーボードを発表キーボード

» 2006年03月06日 20時01分 公開
[ITmedia]
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 フロントフューチャーは3月6日、指紋認証デバイスを内蔵するミニキーボード「指紋認証 MINI keyboard F-1」を開発したと発表した。発売予定は6月頃。価格はオープン、予想実売価格は3万9800円前後となる。

 指紋認証 MINI keyboard F-1は、A4サイズ内に収まるコンパクトサイズに指紋認証デバイスを内蔵するUSB接続タイプの89キーキーボード。自己認証タイプの指紋ユニットを採用し、指紋情報の登録や画像処理、指紋照合など、指紋に関する処理をすべてキーボード内部で行うことを大きな特徴としている。個人情報に関わる登録データが外部に出ないため、セキュリティレベルの向上が期待できる。

photo 本体右側にスワイプ式指紋センサーを搭載する

 指紋認証機能として、Windowsログオンやスクリーンセーバーロックなどの認証に対応する。登録データサイズは64バイト、登録可能な指紋数は10指。本体サイズは292(幅)×193.6(奥行き)×34(高さ)ミリ。対応OSは、Windows 2000 Professional(SP3以降)/XP(SP1以降)。

 キーボードのベースとしてぷらっとホームにて販売されるOKI製「Mini Keyboard III」(9240円前後)を採用する。キーストローク3ミリ/キーピッチ19.05ミリのキーを採用し、ホイール機能を備えたスティックポインタを搭載する。基本的にはto B向けとして出荷するが、要望が多ければコンシューマ市場にも投入する考えで、ベースとなるキーボードにより販売価格を抑えたモデルも想定できるとしている。

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