アキバ再編大詰め 「UDX」は“食”も充実

» 2006年03月07日 19時42分 公開
[岡田有花,ITmedia]

 JR秋葉原駅前の再開発が大詰めを迎えている。昨年3月にオープンした「秋葉原ダイビル」に続き、オフィスビル「秋葉原UDX」(地上22階、地下3階)が3月9日に完全オープンし、両ビルから成る「秋葉原クロスフィールド」が完成する。

画像 秋葉原UDXビル

 オープン直前の3月7日、UDXビルの飲食店街「アキバ・イチ」の内覧会が開かれた。1階から3階の3フロアに、約30の飲食店が集結した。

 「秋葉原には伝統ある飲食店も多いが、気軽に入れる店があまりなく、銀座や上野に出て食事する人が多かった」と、クロスフィールドの運営企業・クロスフィールドマネジメントの山本俊行ゼネラルマネージャーは指摘。アキバ・イチは、ビジネスマンが仕事帰りに寄れる居酒屋や、外国人観光客が手軽に和食を楽しめる店、ランチタイムに便利な定食屋やカレー店など幅広くそろえ、買い物だけでなく食事もアキバで済ませてもらえるようにする。

画像 飲食店がずらり
廊下は照明を落とし、落ち着いた雰囲気
画像 天ぷら店やすし店など、定番日本料理の店も。価格は、ディナーでも数千円とリーズナブルだ
画像 カレー店「アキバ海岸」。「海のないアキバで海岸気分を味わって欲しい」(店員)そうだ
画像 アキバだけに、メイド服風の衣装に身を包んだ店員も。左はアイスクリーム店「LA CREMERIA」の店員で、猫耳は私物だとか。右は洋食店「須田町食堂」のウエイトレス

 昨年9月にオープンした「ヨドバシ マルチメディアAkiba」ビルにも大型飲食店街がある。UDXのオープンで、秋葉原の“食”はさらに充実しそうだ。

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