「Windows XP on an Intel Mac」プロジェクトは3月16日、Intel Mac上でMac OS XとWindows XPのデュアルブートを実現するためのツールを公開した。
賛同者からの寄付を募り、Intel MacにおけるWindows XP起動を実現しようとしていた「Windows XP on an Intel Mac」は、ついにプロジェクトが目的を達成したことを明らかにしていたが、そのためのツールを数時間後、公開した。
ダウンロードページで公開されているアーカイブには、「Xp On Mac(XOM)」と題されたhowto.txtというファイルと、boot.img、sp2.nrb、xom.efiというバイナリファイル、そしてパッチ用のファイルが含まれている。
XOMにはIntel iMacを例にしたインストール方法が書かれており、必要なハードウェア、ソフトウェアが記載されている。
必要なソフトウェアは、Windows XP SP2のCD-ROM(ブータブルである必要はないが、ルートにI386ディレクトリがある必要がある)、CDライティングソフトのNero。Mac側では、本体に付属しているMac OS XのインストールDVDが必要。ハードウェアとしては、ブランクCD、Windowsマシンが必要。
説明書では、所要時間は20分から30分で、95%は自動化されているとしている。Mac側は、パーティションを再設定するため、本体内のデータはバックアップしておく必要がある。
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