調査当日の金曜、ATIのワークステーション向けグラフィックスカード「FireGL V7350」がアキバ複数のショップに入荷した。価格は24万5000円前後。なお高価な製品だけに、まずは1枚だけ入荷し、以降は取り寄せにて対応するショップも多かった。
FireGL V7350は、グラフィックスカードとしては最大級となる1GバイトのVRAMを搭載するPCI-Express x16接続タイプのグラフィックスカードだ。16ラインのピクセルシェーダーと8ラインのジオメトリエンジンを備え、最大3840×2400ドットの高解像度での描画を可能とする。
入荷したパソコンショップ・アークは「最新のPCゲームでも512MバイトのVRAMでさえ使い切るものはほとんどありません。1Gバイトも搭載して意味があるのかと思っていたのですが、こちらはワークステーション向けソリューションです。CADやハイエンド3Dソフトなどでレンダリングする際には1GバイトVRAMが非常に効果があり、明らかにスピードアップするようです」と話す。
なお入荷当日ということもあり買い手がついたショップはなかったが、多くのショップは満足そうな様子。「購入までは行きませんが、“ハイエンド”ということによる注目度は抜群です。お客さんを刺激するいいスパイスになっていますね」(T-ZONE.PC DIY SHOP)とのことだ。
製品 | ATI「FireGL V7350」 |
入荷ショップ | |
パソコンショップ・アーク | 24万3250円 |
T-ZONE. PC DIY SHOP | 24万3250円 |
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