3位 きょうは「Quad SLI」のパワーと消費電力を垣間見た
4位 PC買うとXbox 360付いてくる──GW連休セールに気合いを入れるアキバPCパ ーツショップ
7位 もはや高解像度・大画面だけが選択理由ではない――新型Let's note Y5
8位 「中途半端なものは出したくなかった」というインテルが描くUMPC
9位 Opteronの一部製品で演算結果に問題が発生する可能性
10位 ロジテック、7000円台の耐衝撃ポータブルHDDをWeb限定で発売
彼はアキバに行けませんでした。とある事情で連休半ばの土曜日から米国出張でありました。そういえば正月もまるまるCESで米国でした。「ごめんっ!その代わりGWは温泉なっ」と約束していた彼はまたまた家族から大顰蹙を買ってしまいます。
さて、米国で意外と困るのが食事です。何から何まで「アメリカン」のサイズとテイストで、さすがの彼も「く、食えないであります」。そういうとき、日本人にお勧めなのが「中華料理」と「韓国料理」です。嗚呼、ご飯がおいしい。
そんな中華料理でデザートに出てきるのが「おみくじ入り」のお菓子です。彼は不勉強で知らなかったのですが、中国ではよくある風習らしく、書いてある「お告げ」が和やかな団らんをいっそう盛り上げてくれるそうです。
そういうわけで、一同お菓子を砕いて「お告げ」を読み上げていきます。たいていこういう占いはその場を盛り上げるものですから「笑うかどには福来る」みたいな、それなりにめでたい言葉や希望を与えてくれる「お告げ」が書いてあります。
で、彼も引いてみました。
なんともおめでたくありません。場は盛り上がっていますがこのままでは面白くないので、もう1つお菓子を割ってみました。
とどめの一撃を喰らいました。もうすでに彼は十分苦しんで十分苦労していると思っていたのですが、まだまだ修行が足りないようです。たしかに、中華料理を食べて盛り上がっている場合ではありません。時差ぼけに屈することなく、いますぐにも原稿を書かなければならないのです。
家族や編集長だけでなく、中華料理のデザートに出てきたお菓子の紙切れにまで「叱咤激励」されるとはなぁ、と遠い異国の地で夜空を見上げる彼でありました。
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