東芝、地デジ対応AVノート「Qosmio G30」にHD DVD未搭載ハイエンドモデルを追加

» 2006年05月15日 17時27分 公開
[ITmedia]
photo Qosmio G30/695LS

 東芝は5月15日、地上デジタル放送対応チューナーを内蔵するAVノートPC「Qosmio」シリーズに、17インチワイド液晶を搭載しCPUとしてCore Duo T2300を搭載するモデル「Qosmio G30/695LS」を追加、5月19日より発売する。価格はオープン、予想実売価格は32万円前後の見込み。

 Qosmio G30/695LSは、1440×900ドット(WSXGA+)表示対応の17インチワイド液晶ディスプレイを内蔵するフラグシップノートPC「Qosmio G30/697HS」の下位に位置する製品で、内蔵ドライブをDVDスーパーマルチドライブとしたモデル。地上デジタル/地上アナログTV視聴とダブル録画に対応、グラフィックスコアとしてGeForce Go 7600/128Mバイトを利用可能となっているなど、主な基本仕様はQosmio G30/697HSに準じるが、搭載CPUはIntel Core Duo T2300(1.66GHz)となっている。

 サウンド機能もQosmio G30/697HSと同様で、オーディオアンプにて使用されている“1ビットデジタルアンプ”を内蔵するほか、harman/kardon製のバスレフ型大口径ステレオスピーカーを搭載しクリアなサウンドを実現する。SRSサラウンド機能にも対応、本体のみでサラウンド音場を楽しむことができる。

 TV視聴/録画ソフトには、同社製統合ソフト「Qosmio AV Center」を同梱。地上アナログ/デジタル放送の視聴と録画を一括で行なえるほか、デジタルハイビジョン番組の高画質録画にも対応する。なお高画質録画はHDDへの録画にのみの対応で、SD画質への変換によるDVD-RAM録画は5月末予定の無償アップグレードにより実装予定となっている。

 Qosmio G30/695LSの主なスペックは以下の通り。

モデル名Qosmio G30/695LS
型番PQG30695LS
OSWindows XP Home Edition SP2
マザーボードIntel 945PMチップセット搭載製品
メモリPC2-4200 DDR2 SDRAM 1Gバイト(512Mバイト×2)
HDD200Gバイト(100Gバイト×2)
液晶ディスプレイ1440×900ドット(WXGA+)表示対応 17インチワイド液晶
グラフィックスGeForce Go 7600/128Mバイト
光学ドライブ2層対応DVDスーパーマルチ(スロットローディング方式)
キャプチャー機能地上デジタル対応チューナー×1+地上アナログ対応チューナー×1
通信ギガビット対応LAN
無線通信IEEE802.11a/b/g
インタフェースUSB2.0×4、IEEE1394×1、5メディア対応メモリカードリーダー、ExpressCardスロット×1、PCカードスロット×1、S-Video出力×1、D映像出力×1、S/PDIF出力、マイク入力、ヘッドフォン出力
バッテリ駆動時間約2時間
本体サイズ約406(幅)×295(奥行き)×45.5〜53.5(高さ)ミリ
重量4.7キロ
発売日2006年5月19日

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