沖データ、クラス最小のカラーLEDプリンタなど4製品を発表

» 2006年05月24日 09時11分 公開
[ITmedia]

 沖データは、4連デジタルLEDヘッドを採用したビジネスプリンターの新製品を5月下旬より順次発売する。ラインアップはA3対応機の「C8600dn」と、A4対応の「C5900dn」「C5800n」「C3400n」の4機種で、価格はC8600dnが18万6900円、C5900dnが15万5400円、C5800nが10万4790円、C3400nが9万4290円となる(すべて税込み)。

「C8600dn」。価格は18万6900円。

 C8600dnは、カラー26ppm/モノクロ32ppm(A4コピー時)の高速印刷を実現したカラーLEDプリンタ。従来モデル「C9150dn」に比べ、容量比で約56%となる485(幅)×648(奥行き)×341(高さ)ミリを実現したのが最大の特徴だ。対応用紙サイズがC9150dnのA3ノビから今モデルのA3へと変更されているが「小型化・低価格化を重視した結果」だという(同社)。ネットワーク機能および自動両面印刷ユニットを標準装備。

「C5900dn」(左)と「C5800n」(右)。価格はC5900dnが15万5400円、C5800nが10万4790円

 C5900dnおよびC5800nは、カラー26ppm/モノクロ32ppm(A4コピー時)とA3対応機並みの印刷速度を実現したA4対応モデル。C5900dnはSSL/TSL通信やHDD内データの暗号化、データ消去機能などの高いセキュリティ機能を備える。従来モデルでも認証印刷機能はあったが、これにより転送経路での盗聴やHDDの盗難による情報流出を防げるとしている。このほか、ネットワークインタフェースと両面印刷ユニットを標準で搭載。本体サイズは435(幅)×621(奥行き)×340(高さ)ミリ、重量は28.9キロとなる。一方、C5800nはセキュリティ機能が非搭載で、両面印刷ユニットもオプションとなる。本体サイズは435(幅)×561(奥行き)×340(高さ)ミリ、重量は25.7キロ。

「C3400n」。価格は9万4290円

 C3400は、カラー16ppm/モノクロ19ppm(A4コピー時)で容量約51.6リットルと、こちらもクラス最小/最軽量を謳う。LEDヘッドの幅を従来の約半分に改良したほか、ドラム径の小型化などにより、従来機に比べ容量比で約36%を削減した。ネットワーク機能を標準で搭載。本体サイズは372(幅)×478(奥行き)×290(高さ)ミリ、重量は21キロ。

C3400のLEDヘッド(左)とドラム(右)

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