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ちょっと気になるネットの話題「ねとらぼ」
レビュー2006年05月29日 12時59分 更新
きょうは「nForce 590 SLI」でうわさの“EPP”を試してみた (4/4)手軽にメモリのオーバークロックにチャレンジできるEPPEPPの効果を確認するために、TWIN2X2048-6400C4をSPD通り(800MHz、5-5-5-15)で動作した状態、EPP(800MHz、4-4-4-12)設定で、同じくTWIN2X2048-8500C5をEPPでオーバークロックなし(936MHz、5-5-5-15)とEPPでオーバークロック(1006MHz、5-5-5-15)で動かした、計4パターン設定でテストした。 TWIN2X2048-8500C5を1066MHzで動作できないのはSocket AM2の仕様のためだ。Socket AM2において、メモリのクロックはある程度CPUのFSB(Hyper Transport)と同期して動作する。そのためHyper Transportが1GHzに設定されている場合にメモリは最高で936MHzまでしか設定できないのだ。FSBを上げていくとメモリのクロックもそれに同期して上げることが可能なので今回はシステムバスを215MHzにオーバークロックした状態でテストしている。 EPPの設定は、BIOSセットアップで表示される項目「SLI Ready Memory」で行う。ここで“AUTO”という設定を選ぶとSPDでなくEPPからメモリ設定が読み込まれて、メモリが高速モードに設定される。前述のようにCPUをオーバークロックにしてメモリを1GHzにするには、前出のSLI Memoryの項目で「CPU OC 7%」という設定を選ぶと設定された(同時にCPUのクロックは3GHzになった)。 CPUのクロックそのものが2.8GHzから3GHzに上がってしまった1006MHz、5-5-5-15の設定が速いのは当たり前としても、CPUのクロックそのものは変わらない800MHz、4-4-4-12や936MHz、5-5-5-15でも若干の効果がある。もっとも、こちらも劇的な効果でないのも事実で、「ほんの少しでも効果があることに意味がある」と考えられるユーザーのための機能ではある。 とはいえ、これまでCASレイテンシなどの正しい知識がなければ挑戦できなかったメモリクロックアップが、BIOSセットアップで選ぶだけと手軽になったのは事実であるので、より広いユーザーがたいしてこういったメモリチューニングの効果を享受できるという意味はあるだろう。 少しでも速くしたいヘビーゲーマーやマニアが遊べる機能満載のnForce 590 SLI以上のように、nForce 590 SLIには、ヘビーゲーマーなら注目の機能が多数用意されている。それがGeForce 7900 GTXを2枚用意すればHyper TransportとPCI Express X16をクロックアップしてくれるLinkBoost機能、EPPというSPDの拡張ROMからメモリを手軽にオーバークロックできる機能、さらにはWindowsから手軽にクロックアップなどに挑戦できるnTuneといった、多くのオーバークロック向け機能である。6万円を超えるGeForce 7900 GTXを2枚そろえるなど、購入価格的にはやや厳しい環境とも言えるが、予算には関係なくnForce 500のユニークな機能を使って3D性能にとにかく上げたいユーザーであれば要注目だ。 そこまでの機能は必要としていないが、nTuneや6ポートのSATAによるRAID5やデュアルギガビットイーサネットが必要ならば、下位モデルのnForce 570 SLIを選択するという手もある。さらに、SLIには対応していないnForce 570 Ultraや、RAID5などの機能を削ったnForce 550も用意されているので、よりコストパフォーマンスを重視したいのであれば、そちらを購入すればいいだろう。
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