ダイレクトPC最前線「直販PCの魅力に迫る」

デル

デザインを一新して、より直感的にアクセスしやすくなったデルのホームページ

　国内有数のダイレクトPCベンダーとして名をはせるデルだが、2006年はさまざまな施策が行われた年として印象深い。

　まず、5月には“Gaming PC”と銘打ち、ハイエンド層をターゲットにしたXPSブランドを立ち上げた。デスクトップPCからノートPC、そしてサブノートPCまで多彩なラインアップをそろえている。中でも、XPS M2010は20.1インチのワイド液晶ディスプレイを搭載しながら皮製のキャリングハンドルを標準で備え、持ち運びもできるPCとして注目を集めた。

　また9月には、長年インテル製CPUを採用してきた同社が、ついにAMD製CPUを搭載したPCを発売するなど、これまでにない新たなチャレンジが行われている。

　液晶ディスプレイや複合機、プリンタといった周辺機器も積極的に展開しており、今後もますます目が離せない存在と言えそうだ。

ダイレクトPC最前線：“Vistaで始める新生活”向けの低価格PC――デル「Dimension E520」
デルの「Dimension E520」は、Vistaは4エディション、CPUもCore 2 Duo からPentium D／4も選べる多彩なBTOメニューがウリの最新デスクトップPCだ。 （2007/04/05）

ダイレクトPC最前線：Vistaノートはパッケージがお得！？――デル「Inspiron 1501」
Windows VistaになってPCの価格が上昇したという。そのような中、デルのInspiron 1501はノートPCながらオンライン限定パッケージで10万円以下のお買い得なモデルが用意されている。 （2007/03/23）

オフィスで“程よい”堅牢ノート──デル「Latitude ATG D620」
時代が求めるのはどこでも頼れる「タフネス」なPCだ。でも、デルが投入するATGシリーズはこれまでの「マッチョ」とはちょっと違うようだ。 （2007/02/08）

Athlon 64 X2対応のビジネス向けPC：Dimension／XPSシリーズを超えるフルカスタマイズが可能――OptiPlex 740
デルのビジネス向けスタンダードPC「OptiPlex」シリーズにおいて、AMD製CPUを採用した唯一のモデルがOptiPlex 740だ。ケースからOSまで選べる多彩なBTOメニューに注目したい。 （2007/02/07）

漆黒の最強PCをブン回す──デル「XPS 710 H2C Edition」
強力なハイブリッドクーラーユニットを搭載したこのマシンは、“あの”デルが公式に「オーバークロック」して出荷する最強のゲームPCである……、米国では。 （2007/02/02）

ダイレクトPC最前線：性能アップで価格はダウン!? のモバイルPC──デル「XPS M1210」
デルのハイエンドブランド「XPSシリーズ」で、最もコンパクトなノートPCがM1210だ。新たにCore 2 Duoを搭載することで、より高い性能の獲得に成功した。 （2006/12/22）

スリムPCにもAMD、入りました：小型でデュアルディスプレイもOKな万能選手――デル「Dimension C521」
9月に発表されたデルのデスクトップPCは、同社初となるAMD製CPUの採用で大きな話題を呼んだ。ミドルタワー型の「Dimension E521」に続き、スリムタイプの「Dimension C521」を見ていく。 （2006/11/22）

Athlon 64 X2からSempronまで：Dimension×AMD製CPUはどんな味!?――デル「Dimension E521」
長らくインテル製CPUを採用してきたデルが、ついにAMD製CPUの搭載に踏み切った。2モデルあるデスクトップPCのうち、今回はミドルタワー型の「Dimension E521」に迫る。 （2006/11/08）

「Core2 Duo」「Intel G965」構成の新世代コンパクトPC──デル「Dimension 9200 C」
企業でも個人でも需要が多い省スペースデスクトップ。Core2 Duo時代の統合型チップセットとして期待されるIntel G965を搭載したデルのコンパクトPCが登場した。 （2006/09/20）

Intel Core 2 Duo搭載可能な BTXデスクトップが早くも登場──デル「Dimension 9200」
本日「正式発表」のデュアルコアプロセッサ「Intel Core 2 Duo」を搭載できるデスクトップPCが早くも登場。BTXフォームファクタを採用したミドルタワーPCで幅広いBTOオプションと優れた拡張性が特徴だ。 （2006/07/27）

「前向き」なのはデザインだけじゃない──デル「XPS 700」
斬新なデザインで注目されるデルのXPSラインアップ。新たに登場したXPS 700はその「前傾スタイル」が特徴だが、その実力は見た目だけで語れない。 （2006/07/12）

ダイレクトPC最前線：17インチワイド液晶を搭載した「究極」のノートPC――デル「Inspiron 9400」
直販PCで名をはせるデルのノートPCシリーズで、フラッグシップに位置するのがInspiron 9400だ。17インチワイドの大画面液晶を搭載した、デスクトップPCをもしのぐ性能を持った製品の実力を見ていきたい。 （2006/02/23）

NEC Direct

　国内の大手PCメーカーとして名をはせるNECだが、Webでの直販事業は2000年7月から手がけている。当時はNECのコンシューマー向けポータルサイト「121ware」と連携した「121@store」と呼ばれていたが、2004年2月に本社直轄の事業部として体制を整え、「NEC Direct」として新たなスタートを切った。

　店頭用ではデスクトップPCの「VALUESTAR」、ノートPCの「LaVie」という2大ブランドを展開し、多数のモデルをラインアップする同社だが、直販のNEC Directではそれぞれ「VALUESTAR G」と「LaVie G」という名を冠している。

　店頭向けと同じ製品が購入できるのはもちろん、直販専用モデルや直販オリジナルのカラーリングを施した製品が用意されており、ラインアップはさらに豊富だ。シンプルで手ごろな価格のモデルから、多機能でハイスペックなモデルまでレンジが広く、あらゆるニーズに応えられるのがポイントだ。

　直販機らしくCPUやメモリ・HDD容量などのBTOに対応しており、店頭では購入できないスペックのモデルを手に入れられる。また、保証期間の延長や落下・水こぼしにも対応してくれる安心保証サービスのほか、メモリやHDDの増設を行ってくれるPCアップグレードサービス、出張OSアップグレードサービスなど、枚挙にいとまがないほのどの充実したサポート・サービスメニューを用意している点も見逃せない。直販モデルながら紙のカタログを用意し、希望者に送付するサービスがあるのも同社らしいところと言えるだろう。

ダイレクトPC最前線：スイングもスライドもダブルOK！な液晶一体型PC――NEC「VALUESTAR G タイプS」
NECの液晶一体型PCで新たに投入されたのがVALUESTAR Sシリーズだ。新デザインの採用により、省スペース性と使いやすさを向上させたのが見どころだ。 （2006/10/24）

ダイレクトPC最前線：地上／BS／110度CS＋BDドライブが選べる液晶一体型PC――NEC「VALUESTAR G タイプW」
NECの「VALUESTAR W」は、デジタル放送の録画機能に注力した液晶一体型PCだ。秋冬モデルはBDドライブを初採用した。 （2006/10/10）

ダイレクトPC最前線：Core 2 Duo＋RAID O＋WUXGAが可能なフラッグシップノートPC、復活――NEC「LaVie G タイプC」
NECのノートPC「LaVie」シリーズに、久々の“王道”を行くフラッグシップ機が登場した。その名はLaVie Cという。 （2006/09/29）

ダイレクトPC最前線：性能も画面もワイドに強化――NEC「LaVie G タイプL アドバンスト」
NECの主力ノートPC「LaVie L アドバンストタイプ」がフルモデルチェンジを果たした。ここでは直販のNEC Directモデルを中心にその概要を見ていこう。 （2006/08/29）

ダイレクトPC最前線：デュアルコアのライムグリーンはお好き？――NEC「LaVie G タイプL」
NECのスタンダードノートPC「LaVie L ベーシックタイプ」がラインアップを一新。ついにワイド液晶モデルが登場した。ここでは直販のNEC Direct専用モデル「LaVie G タイプL」を見ていこう。 （2006/08/01）

ポジショニングマップ

マイレッツ倶楽部

　モバイルPC市場において、確固たる地位を確立しているのが松下電器産業のLet's note LIGHTシリーズだ。2006年5月には、初代Let's noteが登場してから満10周年を迎える人気ブランドであり、これまでにも数多くの製品を輩出している。

　今回取り上げる「マイレッツ倶楽部」は、2002年2月にオープンした松下電器産業の直販Webサイトだ。Let's note LIGHTシリーズを中心として、防じんや防滴、堅牢性を重視したTOUGHBOOKシリーズと液晶一体型PCのPanacom LC/Wシリーズのほか、各種周辺機器やソフトウェアまでも販売している。

　HDDやメモリ容量といった基本スペックの変更はもちろんのこと、最大14色から天板のカラーを選べたり、キーボードにはカナの刻印を省いた「ローマ字すっきりキーボード」が用意されていたり、無償でネームプレートが付属したりと、かゆいところに手が届くメニューがそろっている。また、全モデルで購入後の無償保証期間が3年間と長く、有償ながら旧モデルの定期点検（レッツノート・クリニック）が行えたり、偶然の事故や火災などで被害にあった場合にもサポートしてくれる3年間特別保証を選べるなど、店頭モデルにはないサービスが充実しているのもポイントだ。

ダイレクトPC最前線：我が道をひた走る“唯我独尊”サブノート――松下「Let's note LIGHT CF-R5」
軽くて頑丈、しかも小さくて長時間駆動するノートPCがほしい……。そのような夢のようなPCを目指したのが、松下電器産業の「Let's note LIGHT CF-R5」だ。 （2006/07/13）

ダイレクトPC最前線：タフで軽量12時間。光学ドライブまで内蔵する“モバイルファンタジスタ”──松下「Let's note LIGHT CF-W5」
“軽量／長時間／タフ”が特徴の松下電器産業「Let's note LIGHT」シリーズ。その中で光学ドライブを内蔵しながら約1.2キロを実現した最軽量2スピンドルモバイルノートPCが「CF-W5」だ。 （2006/06/22）

ダイレクトPC最前線：1日15時間、“タフ”に戦えますか!?――松下「Let's note LIGHT CF-T5」
松下電器産業のモバイルPC「Let's note LIGHT」は「軽量・長時間・タフ」をコンセプトに掲げているが、その中でシリーズ最長のバッテリー駆動時間を誇るのがCF-T5だ。 （2006/05/10）

ダイレクトPC最前線：タダの“タフ”は卒業しました――松下の次世代Let's note「CF-Y5」
「軽量・長時間・タフ」をコンセプトにかかげた松下電器産業のモバイルPC「Let's note LIGHT」シリーズがラインアップを一新し、全モデルでNapaプラットフォームに移行した。ここでは、外観デザインを含め、フルモデルチェンジを行ったCF-Y5を見ていこう。 （2006/04/26）