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動作環境
対応OS
Windows2000/XP Home及びProfessional Edition 各日本語版
CPU
PentiumIII, Pentium4, Celeron, AMD Athlon, AthronXP, Duron700MHz以上
メモリ
128MB以上の実装メモリ
グラフィックカード
3Dビデオ対応グラフィックカード(OpenGLがサポートされたカード)
ハードディスク
10GB以上の空容量
モニタ
800×600ドット、High Color(16ビット)色表示以上
ドライブ
CD-R, DVD-R/RW, DVD+R/RWドライブ
ご購入前に対応DVDドライブ表をご確認ください。
その他
日本語106/109JISキーボード、マウス
インターネット接続(インストールキー発行時に必須)
  デジカメ写真を3D動画にするツール「3D Photo DVD」
「デジカメ写真やムービーを3D動画にして遊びましょう」という面白いコンセプトのソフトウェアが登場した。といっても、1枚の写真を動画にするというものではなく、いかに面白くスライドショーするか、というものである。

デジカメ写真用てんこ盛りソフト

 できれば、「3D Photo DVDは〜するソフトウェアである」という文書から書き始めたかった。ソフトウェアのレビューというのは、割とそういうものである。しかし、今回ばかりは、それは私にはできなかった。その欲張りな名称の通り、内容もてんこ盛りで、一言で表現できないのだ。強いて言えば、「デジカメなどのユーザーが、撮影した写真で作品を組み立てて楽しむためのもの」ということになるだろうか。いや、それでも誤解されそうでかなり危険である。なるべく正確に記述しよう。

3D Photo DVD 3D Photo DVDで行えることは、

  • 複数の静止画・動画を元に、BGMなども加えて、3次元的な動きのあるアルバムやプレゼンテーションを作成する
  • 作成したアルバムやプレゼンテーションをムービーとして書き出す
  • もしくはスクリーンセーバにしてしまう
  • 作成したムービーなどをDVD化する
  • 一枚の写真に対してのフォトレタッチ、テキスト(タイトル)作成などを行う
  • 写真を使ったカレンダー、封筒、カードなどをレイアウトして印刷する

といったものである。ちょっと「3D Photo DVD」という名称からは想像できないような内容であり、マジメにレビューを書こうとすると、膨大な分量のテキストになりそうな予感がするので、なるべくかいつまんでいきたいと思う。

 ソフトウェアを初めて起動すると、下図のような「ホーム」が表示される。

 ボタンが6つ表示され、何を行うかを選択できるようになっている。これはタブにも対応しているのだが、

  • 作成─動きのあるアルバムやプレゼンテーションを作成する
  • 整理─画像を並べ変えたり注釈を追加する
  • 収集─扱いたい画像をまとめる
  • 編集─フォトレタッチやテキスト追加を行う
  • レイアウト─様々な用途の印刷のためのレイアウトを行う
  • キャプチャ─作成したデータをムービーとして書き出す

ということになっている。またアイコンの上にカーソルを置けば、機能の内容がしっかりと説明される。

 基本的な作業の流れは、

  • 1.収集
  • 2.整理
  • 3.編集
  • 4.作成
  • 5.キャプチャー

というのが正しい流れで、レイアウトだけはやや異質なものとなっている。

 だがつまるところ、「作成」だけでも十分に楽しめる。このタブだけでも、実際には「フォルダを指定してその中の画像でアルバムを作成する」ということは可能なのである。ということで、このソフトのいちばんの目玉、「作成」にフォーカスしていこう。


アルバム、プレゼンテーションで使えるユニークなテンプレートが満載

 さて、作成タブをクリックすると、左側に「スタイル」というタブ表示される。このスタイルに含まれているのがいわばテンプレートであり、このテンプレートが豊富であり、3Dバリバリなのである。このサンプルをすべて掲載すればこのソフトの8割を紹介したといってもいいくらいだ。すべて選択するとすぐにメイン画面でプレビューできるという点が非常によい。

 ここでは代表的なスタイルをいくつか紹介しよう。

 まず「アルバム」これは立体的にページめくりしながらフォトアルバムを再生するというものだ。

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